大阪・バンコクに続いて3軒目のセントレジスですが、やはりホテルでは3本の指に入る好きなブランドだと確信しました。
地下鉄1号線、ルビャンカ駅から直結したロケーション。ホテルの裏側には24時間スーパーもあり、赤の広場やグム百貨店までは徒歩10分弱。その通りにはサブウェイやケンタッキーなどのチェーン店や土産屋、ラデュレなどもありますし、他の方面の徒歩圏内にも食べるのに困ることはなさそう。
ロビーもゴージャスで、曲線が上手く活かされたデザインで、ピアノの生演奏も最高の雰囲気を作り上げていました。
部屋からは広場越しにロシアらしい大きな建物を望む眺め。天井の高さは今まで泊まった中でも一番ではないでしょうか(ヴィラタイプ除く)。ベッドの大きさ、デスクの大きさも使いやすい。インテリアはセントレジスらしい重厚さと現代性のバランスが秀逸。それでいてコンセントの位置やスイッチなどは現代的で、この辺りは同じモスクワでもラグジュアリーコレクションやリッツカールトンより快適。
バスルームも一般的なものですが、シンクやトイレの便器がヴィロレイ&ボッホだったりと、細かなところに洗練が感じられるインテリア。
地下にはプールもあり、屋内型ではありますが天井も高く、ラグジュアリー感のあるもの。温水もあって、ゆっくりと寛ぎました。
食事は到着初日の夜更けにルームサービスでボルシチと、レストランでの朝食を利用。ボルシチはしっかりと出汁がきいていて美味でしたし、朝食も種類豊富で、プレゼンテーションも良かった。また、スタッフもフルーツヨーグルトのドリンクを持って席まで来て「良かったらいかがですか?」と聞いたりとフレンドリーで楽しめました。
また、とても嬉しかったのが、部屋に置いてある資料の中に、レストランの一覧があったこと。分類の仕方もアジアン、フレンチなどのジャンルごとはもちろん、トレンディ&ファッション、イージー&カジュアル、ホテル内、ホテルの近く、ロシアの地方料理…など、とても分かりやすい。しかも、予め自分が調べておいたお店や、すでに予約していた店などもその中に入っていて、とても自分に、趣味に合うリストで参考になり、ディナーの店もこの中から選びました。
モスクワで泊まった3軒のホテルの中では、一番ココをオススメします。