地図を見ると、セブ本島の最北端に在り、実際にこんなところに
(失礼)リゾートホテルが有るのか?と思う様な立地でした。
買い物やジョリビーに行くには、車で1時間掛けて、BOGOと言う町に
出掛ける必要が有ります。
パン屋さんやスーパー、コンビニ、ピザ屋さんなら、トライシカッドで
15分くらいで行けます。(トライシケルなら30分以上?)
幹線道路(セントラル・ノーティカル・ハイウェイ)から、ほんの
数メートルほど入ったところにゲートが有り、常時2人のガードが、
ゲートの開閉を24時間対応でしてくれます。
(やはり、ライフルを持っています。怖?)
ホテル手配の車や、レンタカーで行けば、レセプション棟近くの
駐車場まで入れて、チェックインの手続きが出来ます。
バスで行かれるなら、ホテルの前で下して貰い、ゲートまで
ゴルフカートが迎えに来てくれます。
レセプションでは、”本日のアクティビティー”と書かれた
A4のリーフレットを渡され、電動カート(ホテル側では
ゴルフカートと呼んでいました)で、宿泊棟まで送ってくれます。
我々はスイートルーム(107号室)を予約していたので、
レセプションから十数メートルの所に有りました。
海側にプールが有り、その向こうはビーチ、両隣はレストランと
スパ・フィットネス棟で、やはり一番良い場所になるのでしょう。
宿泊棟のロビーは広く開放的で、随所に鳥籠が設置されて、
スズメが往来しています。
部屋は83?との記載通り、広々とした空間を提供してくれ、
バスルームも十分に広いです。
残念なのは、給湯温度が低く、流量が少ないので、バスタブに
お湯を溜めると時間が掛かって、ぬるくなってしまう事です。
係の人が色々と手を尽くしてくれましたが、残念ながら、
9日間の滞在中には、改善されませんでした。
ホテルアクティビティーは沢山用意されている様でしたが、
我々のリゾート滞在は”何もしない”を旨にしておりますので、
子供達がプールを使っただけでした。
スパだけは体験しておきたかったので、全身オイルマッサージと、
バスソルト&オイルマッサージを受け、2人で2時間PHP4,800は、
リゾート内と言う事を考慮すれば、破格と言えるのでは無いでしょうか。
レストランはプール横に有るので、水着のままでも食事が出来ますし、
夜にはバーになります。
生演奏のライブも毎晩催されて、リゾート感を湧き立たせてくれます。
バスルームを使いに”ガーデンスイート”の部屋にもお邪魔しましたが、
プライベート空間をしっかり取って有るので、そちらをお好みなら、
ガーデンスイートやシービュースイートが良いでしょう。
ただ、レストランやメインプール、フィットネス棟から随分と離れて
いるので、ちょっとした移動にも、毎回電動カートを呼ぶ必要が
有りました。
フィットネスクラブ以外にも、バスケットボールやテニスコートも
有りますので、運動志向の人にも飽きさせる事が無い様な配慮が
感じられます。
全体を見回ってはいませんが、個々の建物間の距離は十分に取られて、
緑も豊富に取り入れられて、敷地は相当広い様です。
因みに、オーナーは香港の実業家で、奥さんがフィリピン人だそうです。
建物のデザインが欧米系のホテルに近いのは、オーナーの好み
なんでしょうか。
シンメトリーに拘った感じがする低層の建物は、一見冷たい感じが
しますが、室内のデザインを見れば、野鳥に対する配慮や、居室周りの
人工池に錦鯉を放していたり、自然を大切に利用し、温かみを感じました。
マクタン空港からは、セブ島に渡り、一直線に北上してセブ本島の
最北端まで、片道一車線の道路を3時間以上も走って到着する
”楽園”と言うと、言い過ぎでしょうか?
「マクタンのリゾート最高!」って思われてる方々に、是非行って頂きたい
リゾートです。