パレルモ中央駅に近い旧市街のB&B。
歴史を感じる建物の、古式ゆかしいエレベーターで2階(日本的には3階)に上がるとある、数室しかない小さな宿。フレンドリーなご夫婦と娘さんが暖かく迎えてくれる。
レセプションの壁にはマリア様の絵とフランシスコ法王の肖像画が飾られ、カトリックの国だなぁ、と感じる。
内装は全体に可愛らしく女性好み。部屋は使い勝手がよくベランダあり。
難点は、トイレに紙を流せないこと。
シチリアは下水が古いのか、飲食店でも流せないところが時々あった。流せなければどうするかというと、まあ専用のゴミ箱に捨てるしかなく、これはちょっと気分が悪い。
宿のバスルームにはビデがあったので、まず洗ってから紙で水を吸い取る、という感じにすれば、不快感は軽減されるけれども。
朝食はコンチネンタルというか、パンとヨーグルトに果物、コーヒーという感じだけど、手作りスイーツが次々出てきたり、甘いものが多い印象。ホテル予約サイトでも、シチリアの宿については「朝食がスイーツばかりだった」というコメントを良く見たので、それが普通なのかも?
部屋にはエアコン、冷蔵庫、テレビあり。
wi-fiも問題なく使えた。
なお、ロケーションについて、駅にも観光スポットに近く移動も便利だけど、旧市街の路上は全体に清潔感に欠け、日没後は特に雰囲気が良くないので、日の短い時期はちょっと考えた方が良いかも。建物は表通りに面しているので、危険を感じるというほどではないけど。