ホテルに着いた時から少々様子が変でした。もともと部屋数は少ないのですが、他に宿泊客も見当たりません。それでも夕食の時間になるとレストランはほぼ満席になりました。ベネチア生まれのヴィバルディの四季を聞きながら、ディナーが始まりました。最初は生ハムの食べ比べ、熟成期間の異なる白豚と黒豚。微妙に味わいが違うのはわかりましたが、どれも美味です。到着時に案内してもらった熟成室に大量にぶら下がっていたものです。美味しい料理とワインを十分楽しんで、まもなく11時という頃にディナーは終わりました。部屋は広くてアンティークに囲まれています。翌朝目が覚めると何か騒々しい。カメラや照明装置があちこちにあり、スタッフも大勢いて撮影会の準備のようです。この日は、ホテルのシェフがイタリア料理のマスターシェフに選ばれたのを記念した食事会とビデオ撮影の日だったようです。多くのスタッフが忙しそうに動き回っていました。他に宿泊客が見当たらなかったのも、この準備のためだったようです。忙しい中にもかかわらず、パルミジャーノ・レッジャーノのチーズ工場まで、私たちだけのために車で案内してくれました。良い思い出になりました。