ロッジ・パイネ・グランデにはプデートからペオエ湖をクルーズしてアクセスします。
それ以外には「Wコース」などのトレッキングコースを歩いて来るしかありません。
まずは「カタマラン船」と呼ばれるペオエ湖クルーズの情報から。
カタマラン船はプエルトナタレスからのバスが停まるプデートからロッジのあるパイネ・グランデを往復しています。
時刻は下記のとおり(2016年時点)
10月1日~30日(1日1便):プデート発12:00、パイネ・グランデ発12:30
11月1日~15日(1日2便):プデート発12:00と18:00、パイネ・グランデ発12:30と18:30
11月16日~3月15日(1日3便):プデート発9:30と12:00と18:00、パイネ・グランデ発10:00と12:30と18:30
3月16日~31日(1日2便):プデート発12:00と18:00、パイネ・グランデ発12:30と18:30
4月1日~30日(1日1便):プデート発12:00、パイネ・グランデ発12:30
片道30分弱のクルーズです。
料金は、片道15,000チリペソ(22USドル)、往復24,000チリペソ(35USドル)。(2016年4月時点)
天候に恵まれれば、クルーズ中にパイネ国立公園を代表するパイネ・グランデ山とクエルノス・デル・パイネ(パイネの角)の絶景を見ることができます。
ロッジ・パイネ・グランデは、トーレス・デル・パイネ、フランセス谷、グレイ氷河という3つの代表的トレッキングコースを全て含んだ「Wコース」という、通常4泊5日の人気コースのルート上にあります。
フランセス谷とグレイ氷河のトレッキングコースはロッジ・パイネ・グランデから日帰りで往復でき、いずれも1日コースです。
日が長くカタマラン船が1日3往復する11~1月頃には、健脚なら1泊でフランセス谷とグレイ氷河の2つのトレッキングコースの走破も可能かと思います。
パイネ国立公園の宿に共通することですが、宿泊施設が少ないのでドミトリー1泊3食で120USドルと高額です。(ブッキングコムで予約)
しかし食事はボリュームがあり、味もまあまあです。
3食のうち昼食は翌日の分でランチボックスです。
パイネ国立公園はプエルトナタレスから日帰りツアーでも観光できますが、朝夕の光景もすばらしいものです。
天候も変わりやすく強風が吹くことも多いですが、様々な表情の風景を見ることができるので、1泊でも国立公園で宿泊することをお勧めします。