Iris Hotelは、ソウルから北東へ約60km、春川(チュンチョン)の北漢江(プッカンガン)に浮かぶ南怡(ナミ)島へ渡る手前の乗船場周囲にあります。アイリスホテルの住所は慶畿道ですが、南怡島は江原道春川市に位置しています。どうやら街の境目のようです。南怡島は人気ドラマ『冬のソナタ』のロケ地として大ブレイクしました。週末、休前日、長期休暇は観光客でごった返し、大規模な駐車場は満車です。とりわけ観光シーズンである新緑の映える春と紅葉が美しい秋はさらに混雑しています。
友人の運転する車で行きましたが、バスや電車でも行けます。
名称はホテルになっていますが、外観や内装は日本のラブホのようです。韓国のモーテルは家族で宿泊したり、ビジネスホテルとしても利用する人が少なくありません。窓からは乗船場の駐車場、バンジージャンプ台、南怡島などが見えました。
客室にはIT大国ならでは40インチを超えるテレビ、デスクトップパソコン、無線LAN(Wi-Fi)インターネット接続、湯沸かしポット、スティックコーヒーの他にヘアスプレーやスキンローションなどがありました。また、シャワー以外にバスタブ、韓国のホテルですが、シャンプー、リンスもありました。
客室を1名で利用しましたが、一般的に韓国は人数ではなく部屋単位ですので、2名で宿泊しても同料金でした。
英語や日本語を多少話すスタッフがいるようです。
さて、春川の名物は『タッカルビ(鳥カルビ)』、ヤンニョム(調味料、ソース)で味付けした鶏肉をキャベツ、サツマイモ、ニンジン、玉ネギなどの野菜と一緒に炒めた料理です。他には冷麺の一種である『マックッス』もお薦めです。