どうしても旧市街に泊まりたくてピレ門、プジャ門に近いところをBooking.comより選びこちらの宿にしました。日本語のレビューなどが少なく、少々心配なところもありましたが、結果この宿にして良かったと思える素敵な場所でした。
>家族経営の小さなペンション
部屋は3~4室ほどの小さなペンションのような宿でほぼ一人のスタッフが全てをこなされている感じでした。
人手がかからないようなシステムで運営されていますが、少し変わっていて(予約後に宿から送られて来るメールにどのようなシステムかは書かれています。)セキュリティが大丈夫?と思う部分がありましたが、私が宿泊した際は大丈夫でした(1Fには遠隔操作の監視カメラが設置されています)。
アットホームな雰囲気が私は気に入りましたが、格式や様々なサービスを求められる方には不向きだと感じました。
支払いは現金決済のみでした。
>ロケーション
旧市街なのでそれなりに階段を昇り降りする覚悟が必要です。当然のことながら、建物にはエレベーターはありません。どの門から宿に向かうかで変わりますが、ビルの5階分ぐらいは少なくとも昇り降りする覚悟があれば現地に着いた時、心理的に楽かと思います。
近くにバーがあり、そこでギターの弾き語りをしている音がずっと聞こえていて気になりましたが、12時きっかりに演奏が終わったので案外演奏する側、店側のマナーがしっかりしているのかもしれません。
>コミュニケーション
英語が必須です。オーナーは英語が堪能なようでしたが、朝食を作ったりベッドメイキングをしてくれるスタッフはそれほどではなさそうでした。
小さな空間なので私は観光して戻ったら他の部屋のご夫妻が1Fのダイニングでワイン片手にトランプしていておしゃべりしたりしました。
>客室
部屋にはエアコン、冷蔵庫、テレビなどが揃っていて快適に過ごすことができました(冷蔵庫はもともとコンセントが抜かれていて使用するときに使うコンセントを挿す感じでした。コンプレッサーの音がうるさく夜にはコンセントを抜きましたが。)。私が宿泊した部屋のベッドカバーやカーテンは織模様が奇麗な生地で調度品もそれなりにしっかりしたものが使われている印象を受けました。
総じて、観光もしやすく機会があればぜひ宿泊したいと思う宿でした。ピレ門から入ってまともに階段を昇るとざっとビル7階分ぐらいの階段を昇らなければならないので次回は体力があるうちに。。。