浦東空港からリニアモーターカーと地下鉄を乗り継ぎ、地下鉄8号線の大世界駅で下車。
地上への出口が閉鎖されている事もあるので、とりあえず地上へ出たら西蔵南路(この道の下が地下鉄)と金陵&■路の交差点へ行く。そして、金陵■路を北東(外灘方面)へ向かう。
金陵东路を真っ直ぐ歩いて、1本目の道を通り過ぎ、2本目の道を右(北西)へ曲がってスグの場所にホテルがある。
ちなみに、1本目の道を右手(北西)へ曲がると有名な雲南南路の美食街である。
一人旅には敷居が高そうな料理店が建ち並んでいるが意外に値段は安い。料理店へ入らなくても持ち帰ったり、その場で食べられるモノを提供している店も多いので食べ物には困らない。
また、雲南南路の美食街から少しだけ離れた場所に「ごく一般のスーパーマーケット」もある。しかし、このスーパーマーケットでは、日本で発行したVISAカードは承認が通らなかった。
ホテルの建物は真新しく、床や壁も磨き上げられてピカピカである。フロントの対応は良く、宿泊料金の支払いには日本のクレジットカードも使えた。但し、その場でカード処理するので無く、カードを持ってホテルを出て行き、どこかでカード処理をしてから戻って来る。少し不安になったが、帰国後も不正請求などは無かった。
客室はシンプルな内装で、広いとは言えないが決して不自由を感じるような狭さでは無い。
朝食は、1階のレストランでセルフサービス式の定食スタイルで、皿に盛られた食事を自分で運んで好きなテーブルに座って食べるのだが、お世辞にも美味しいとは言えなかった。もしかしたら、開店直後に行ったので肉饅頭もスープも熱くなかったのかも知れない。
しかし、ホテルを出れば食べ物屋はいくらでもある。ホテルの朝食は量も少ないので、美味しいモノを探しに行く前の「腹ごしらえ」と思えば良いと思う。
このホテルは立地が良く、街並みを眺めながら歩いていると、外灘(中国語では「ワンタイ」と呼ばれ、英語では「バンド」と呼ばれている)や豫園(ユウユアン)などの観光スポットへ徒歩で行ける。
宿泊料金は安く、客室は快適、空港から公共交通機関だけで辿り着け、徒歩圏内に観光スポットが点在している。節約旅行の上海ビギナーには使い勝手の良いホテルだと思う。