張掖市という、蘭州市から列車で約7時間ぐらい行ったところにある田舎町で、
シルクロードの途上なのか、街の中心にはマルコポーロ訪問記念像があります。
張掖に関する情報は少ないので、
張掖駅で拾ったタクシーの運ちゃんにホテルを教えてもらいました。
タクシーで約10分程度、中心街に位置します。
ホテルの前は地元の人がたむろうため?の
プラスチックのイスやテーブルがたくさん散在しています。
入口は狭く、回転扉をくぐると、薄暗いフロントがあります。
若い女性の受付係は当然英語も日本語も話せません。
筆談と片言の中国語でOKです。
シングルルーム素泊まりで108元。デポジットに200元要求されます。
クレジットカードは不可。
この地方のビジネスホテルのような雰囲気ですが、
部屋の中のアメニティやパンフレット等をみたとき、もしかすると、
ラブホテル的な用途にも使われているような雰囲気でした(汗)
すれ違う人も、工事現場のにーちゃんみたいな薄汚れた仕事着を着た人が多く、
夜遅くまで出入りが多かったです。
部屋の中は決してきれいとはいい難く、
夏の時期に蚊が大量発生したのか、壁のあちこちに潰されてへばりついた蚊が、
うっすら血と共にそのままにされていて、微妙にうす気味悪かったです。
シャワールームが一番ひどく、思わずシャワーで流しました。
部屋自体は十分なほどの広さで、結局シングルベッドが2つありました。
エアコンがあまり効かず、9月下旬ではちょっと寒かったです。
シャワールームにはシャワーカーテンがなく、
日本で買ってきた100円シャワーカーテンが大活躍。
それでも洗面台の足元まで水浸しで、一応そのためにか、サンダルが用意されています。
ただ、お湯はしっかり24時間出るので、こういうところはやっぱり中国だ、と思いました。