大自然の中にポツンと建つ、三階建ての宿泊施設です。
客層は老若男女のほとんどが登山・トレッキングを楽しみに来たと思われる人々で、バックパッカーで賑わっていました。
ホテルタイプ、コテージタイプなどがあるようでしたが、二人旅行なのでホテルタイプのツインで予約しました。チェックインして鍵をもらうと、部屋は本館(レセプションがある棟)三階建ての三階。エレベーターはありません。スーツケースを階段で三階まで運び上げるのが大変でした。
部屋はシンプルで小奇麗ですが、ベッド・テーブル・椅子二脚の他には何もありません。今回の旅行で一番高い宿泊費(12,500円/人くらい)で、一番簡素な宿でした。部屋の鍵も、絵に書いたようないわゆる鍵っぽい形の鍵で、鍵穴から部屋の中が覗けます。
WiFiは無料だけど、公共エリアまでしか届かないので、一階のレセプション周辺やレストラン付近は、ノートPCやスマホをインターネットに繋ぐ人々で一杯です。WiFiはパスワードが必要ですが、レセプションのカウンターの上にパスワードが書かれた紙が置かれていますし、レセプションの人に聞いても教えてもらえます。
当日は午後の遅い時間に重いランチを食べたので、夕飯は持ち込んだお菓子をつまむ程度で済ませてしまいましたが、実はこのホテルでの夕食は予約が必要だったようです。予約は午後の早い時間が締め切りらしいので、何も知らずにチェックインして、夕食を食べようと思っても食べられません。周囲にはスーパーなどの店は無かったです。レセプション近くに売店があり、そこでパンやスナック、お菓子を売っているのでそれを食べるしかなくなります。
ちなみに現地のメニューでも確認しましたが、夕食のコースは6000円くらいなので、安く済ませたい場合は売店でパンを買うか、手前の町で何か軽食を買っていくといいと思います。売店には食料の他には、登山用品や地図、ちょっとしたお土産品などがありました。
とにかく周囲に何もないところなので、売店の閉店時間は確認しておきましょう。
宿泊した日は運悪く夜遅くに大雨が降ってしまいました。翌朝はリフトがかかる山の上に、綺麗な虹がかかりました。