ネット情報が比較的少ない台北市内のホテルです。
MRTの雙連駅と民権西路駅の中間に位置します。
価格も窓無しの一番リーズナブルな部屋が1280NT$から、一番高額な部屋でも2480NT$と気軽に連泊出来るのが最大の特徴でしょう。
設備は随所に古さを感じさせるので潔癖症の人には薦めませんが、不潔さやみすぼらしいといった感じとは無縁です。
快適に過ごせること間違いなしです。
1~3泊目までは窓付きの1680NT$の部屋に泊まりましたが、部屋の広さは一人で泊まるには十二分にあり、バスルームもかなり広めで綺麗です。
4泊目は2480NT$の部屋に泊まりましたが、ベッドとは別にソファとスーツケース台、コート掛けがあり、部屋もかなり広く、ジャグジーバス、スチームサウナルームも完備しています。
部屋の鍵はカードキーではなく、普通の鍵で開け閉めします。
オートロック式ではないため、閉め忘れには注意です。
防音に関しては2重窓になっているので外の騒音はあまり気にならないのですが、部屋同士の壁は薄めで、水の流れる音や大きな声で話していると聞こえてきます。
朝食は2階のラウンジスペースにて。
6:30~10:00まで提供。
パンやお粥などの主食以外に副菜が15品種ほどで種類はそこそこあります。
味のグレードはあまり高くないので期待しない方が良いですが、この宿泊費を考えればかなり頑張っている方だと思います。
もし口に合わなければ、向かいに美味しいパン屋や、2分程歩いた場所にモーニングをやっているお洒落なパスタ屋さんもあります。
それからラウンジには自動のコーヒーサーバーも置いてあり、24時間おいしいコーヒーを無料で飲めるので本当に重宝します。
ラウンジ横には無料で使えるPC4台とコピー機が置いてあるビジネス用デスクスペースが併設。
1階エレベーター横には、この価格帯のホテルでは珍しくトレーニングジムスペースもあります。
近隣情報として、道を挟んで直ぐ隣にはファミリーマートが、
その並びに2階建てのスーパー(8:00-22:30営業)、コインランドリー(24h)、ドラッグストア、ドリンクスタンド(50嵐)、電気屋、セブンイレブンと、便利なお店がずらりと
並んでいます。
駅に向かって歩くと朝市をやっている通りもあり風情がありますよ。
室内設備で残念だったのは、セキュリティBOXが無かったこと。
フロントに言えば貴重品入れの袋に入れて預かってもらえます。
あと、これは仕方無いとは思いますが、トイレがウォシュレットでは無かったこと。
それ以外は総じて満足です。
ベッドも枕もフカフカの柔らかさで気持ち良いですし、クローゼットや冷蔵庫、ドライヤー、ティーセット、洗面用アメニティグッズも一式揃い、無料のミネラルウォーターも1日2本付いてくるので、必要なものは全部揃っています。
Wi-fiは未完備です。LANポートは有るのでLANケーブル持参をすればADSLに繋げます。
ただし、回線が貧弱なためか、複数のブラウザやソフトを立ち上げると断線することがしばしば・・・
あまり負荷を掛ける使い方をしなければ大丈夫でしょう。
過去10軒ほど台北のホテルに宿泊していますが、格安の国光大飯店(現在廃業)、一楽園大飯店(伊楽園大飯店)に比べれば、ホテル内の快適度合いは比べ物にならないくらい上です。
=============================
注意事項!
ホテルの看板に「休息・住宿」とハッキリ書かれていることからも解る通り、ビジネスや観光用途のホテルであると同時に、
ラブホテル用途のカラーが若干強めに出ています。
(とは言え、内装や部屋の作りは普通のビジネスホテルです)
無料の有線TV(100ch以上視聴可能)には、無修正のAVが流れているチャンネルも有り、
子供連れには要注意です。
(過去に泊まった台北のホテルで、無修正AVが流れているのを見たのはこれが初めてです)
14chと18chには合わせないよう気をつけてくださいね(笑)
=============================
【総括】
台北リピーターで、安くて立地が良く、過度なサービスを要求しない人に向いているホテルだと思います。
日本人客も少ない(滞在中皆無でした)ので、団体客と一緒になりたくない人にも良いかも。
予約は公式サイトのフォームからのみで、予約料不要。
空室が無い場合は中国語メールで連絡が来ますので、簡単な中国語が理解できる人向けです。
●百利飯店
台北市錦西街6号
TEL:886-2-25117111 FAX:886-2-25117116
公式HP http://bailee.com.tw/