ブティックホテル(日本のデザイナーホテル)という売り込みですが、本来の意味の高級ホテルには程遠く、ラグジュアリーな雰囲気も全くありません。
オーナーが20年前くらいに流行った当時は新しく見えたデザインの使いにくい備品を業者に勧められて、これでブティックホテルと思い込んだ、またはホテルチェーンに入っていない小規模ホテルをブティックホテルと勘違いしただけのようです。Wikipediaの英語版にも「B&B(日本で言う民宿)をブティックホテルと混同しているケースもある」とあったのでその典型例でしょう。
実態はパブに付随したB&B。ブラッスリーというのもありましたが、主に朝食会場で、夕方はほとんど人が入ってませんでした。メニューをみた限り納得できますが。
建物は建増・改装の連続のようでまさに迷路。階段の真上にドアがあったりするのでかなり危険。部屋の中にも障害物が多く、要注意の連続。
おまけにガーンジー島には消防法がないのか徹底していないのか、部屋や通路、たくさんある階段に火災報知器が全く見当たらない。避難ルートの掲示も思い出したようにある程度。朝食時に見た限り足の不自由そうな高齢者がかなりの比率を占めていたので、万一の時は大惨事に?!
10時前に出かけて2時過ぎに部屋に戻ったのに掃除がまだで「Please service the room」の札がかかったまま。フロントで「お部屋をお掃除してください」と頼んだら担当の女性がとんでもないことを頼まれたような嫌そうな顔。「どのくらいで終わりますか」と聞いたら「部屋の汚れ次第なので、わからない」。
いままで本当にたくさんのホテルに泊まったけど、こんな言い方されたとはないので、またびっくり。(もっとダイレクトな言い方をする国でもありえない)
全てがネガティブ。
一般の日本人旅行者にはとてもお勧めできません。
一泊1万円以下は高くないでしょうか、コストパフォーマンスとしては最低です。
評価が最低でも1を付けなきゃなんないので1ですが、0か0.5を付けたいところです。