ドイツやオーストリアを中心としたヨーロッパには、BIO HOTELという認証団体があります。認証を受けるには、食べ物やアメニティでBIO=有機のものを使ったり、資材やエネルギーは自然で持続可能なものを利用する、などという厳しい基準があります。
https://biohotels.jp/about/
エコでBIO HOTEL認証の宿はヨーロッパ全体でまだ90弱だけだそう。日本の長野県にあるカミツレの里・八寿恵荘に宿泊した時に、その概念を知って興味が湧いたため、こちらのホテルに宿泊しました。
まず予想していたことですが、部屋が非常に簡素です。歴史のある建物の中をモダンにリノベしつつ、家具などは白木の自然素材を使っています。
ゴージャスで利便性を求めるとガッカリすると思いますが、エコやナチュラルなインテリアが好きなら許容範囲かと。
ただし広さがそんなにない部屋だったので、ホテルステイを楽しむにはあまり居住性がよろしくありません。一泊泊まるだけなら良いかと思います。
アメニティは全てビオ認証のなもので、pukkaのトゥルシーティーなんかが置いてあるのは嬉しい。シャワー・トイレは共用で綺麗です。
目の前が噴水広場になっており、夏は夜まで露店が出ていました。23時くらいまでは少し騒がしいかもしれません。また1階がビオカフェになっており、チェックイン/アウトもカフェで行います。夜遅く着くとカフェは閉まっており、裏口から入る形になります。