麗江訪問のメインである古城散歩では、ホテルからのアクセスが気になるところですね。
しかし「麗江古城」と言うのは、麗江市のほぼ全体を指しまして、実際の観光資源となっている街並みは、車両進入規制などが施された「小鎮(村)」のことなんです。
では、どこにホテルを・・・と悩むところですが、簡単に考えれば「小鎮の中の客桟」となるでしょう。
しかし、小鎮の中へは車が入れません。普段便利でも、旅行中の荷物があるので持ち歩きが大変!
そこで選んだのが「竹苑酒店」。大研小鎮の北門で、駐車場の向かいにあるホテルなのですが、小鎮までの距離がたった10mです。夜も静かでホテルの佇まいも古城風。
尚、麗江のホテル等級は現地の観光協会基準ですので、一般の4星、5星などの等級とはかけ離れています。古城竹苑も4星となっていますが、当地の観光局批准なので実際には2星クラスでした。麗江全体で同じ基準に従っているので、他の星等級も同じ感じ。そう言った情況でここが一番と感じた点は、やはり車が横付け出来て小鎮に近いという交通の便と静かさでした。隣の音は仕方がないとして、立地環境的にはとても静かで落ち着きました。
辿り着いてみて初めて感じるホテル立地条件の色々。
このホテルは、当然欠点はありますが、それは麗江のホテルならどこにでもある共通問題ですので、総合的に大当たりだったと思いました。
また、シャワーの頭が20cmほど有る大型で、この標高2400mの田舎町にやって来て、都会のホテル以上のこの設備に感動しました。毎日疲れて帰ってきて、このシャワーでタップリお湯が浴びられたのは嬉しい意外でした。
部屋はスタンダードで26?と大きめなのですが、大きいベッドが2つ入って居るので、感覚的に狭く感じました。でも、寝心地が良いので特に問題は感じませんでした。設備の欠点としては、湯船と冷蔵庫がありません。ネットはADSLが無料で使い放題です。
尚、日本でウワサされている「雲南省干魃」による水不足は、玉龍雪山をいただく麗江や大理では、全く無関係な事です。旅行社に「雲南は水不足ですから困る事があるかも」等と言われても、向こうが自己防衛として発しているだけで根本的に間違っていますから無視して下さい。
知り合いがそう言われて、今年5月のGWに考えて居た麗江行きを、他の都市に変更してしまったそうです。「先に聞いてよ〜!」って感じたと共に、相変わらず情報不足でも平気で営業している旅行社にムカつきました。干魃の有無と言う内容なのでまだ良いのでしょうけど、現地での安全面や委託先管理まで憶測だったとしたら、中国ツアーでの大事故は何時まで経っても無くならないでしょうね…。