Hard Days Night Hotelはその名の通り、ビートルズ関連のホテル。キャヴァーン・クラブに近い。ビートルズの写真、絵、像などが飾られている。Blakes Restaurantやバーがある。ESCAPESというヴァージン・トレインズが発行している車内誌に掲載されており、4つ星である。
(2016/10/29(土)チェックイン~2016/10/31(月)チェックアウト
2泊2人ダブルベッド Blakes Restaurantでの朝食2食付き。合計35,640円(1泊17,820円)だった。
英国流に言うとグラウンド・フロアには、ポール・マッカートニーとジョージ・マーティンによる“Yesterday”の楽譜がある。
部屋の設備は優れていて、私たちの部屋にはジョン・レノンがモデルになった絵がかかっている。Samsungのテレビ画面からインターネットが見られる。ネット・ラジオや音楽も充実していて、私はローリング・ストーンズ、ホセ・フェリシアーノ、クイーン、ビリー・ジョエル、ポリースなどを聴いた。
ビートルズゆかりの地をまわるMagical Mystery Tour(2時間で1人17ポンドほど)の予約もできる。
なお、従業員は白人ばかりである。客は西洋系が多いが、日本人女性2人をBrakes Restaurantで見かけた。
(2016/10/29)
宿泊した初日の夜にグラウンド・フロアにあるLive Loungeに行ってみた。ちなみに下の階にはバーがあるのだが、若者のグループの貸切で入れなかった。
さて、バーではまずStrawberry Fields with Pepper(内税で8ポンド)というカクテルを注文した。これはウォッカがベースで、イチゴ、レモン、タイム、シュガーシロップを入れて混ぜて、黒胡椒を振ったもの。なかなか美味しい。
さて、50歳くらいの男性がアクースティック・ギターを演奏しながら歌っている。曲はビートルズとその他が半々で、“Norwegian Wood”、“You’ve Got A Friend”、“Here Comes The Sun”、“Penny Lane”、“Strawberry Fields Forever”
“Heart of Gold”、“She’s Leaving Home”などである。かなり達者で満足した。なおウェブサイトを調べたところ、演奏は金曜と土曜である。
追加でBlack Current and Hibiscus(同3.5ポンド)という真っ赤な酸味のある茶を飲んだ。合計1,500円ほど。
(2016/10/30~10/31)
Blakes RestaurantはHard Days Night Hotelの中にある。名前はSgt.Pepper’s Lonely Hearts Club BandのジャケットをデザインしたSir Peter Blakeに由来する。
朝食はベーコン、スクランブル・エッグ、ブラック・プディング、トマトの煮た物、パン、ミルクなどである。いずれも美味しい。
壁にはSgt. Pepperの表紙に取り上げられた60人の写真(ガンジー、アインシュタイン、オスカー・ワイルド、マリリン・モンロー、ソニー・リストン、ボブ・ディラン、スチュワート・サトクリフら)が飾られている。また、ハーモニカを吹くレノン、サングラスをしたレノンなどの細密画がある。特に後者はサングラスにリンゴの顔が写っている精巧なもの。また、ドラムとベースも飾ってある。素晴らしい。