デルフト生まれの画家フェルメールの名前のついたホテル「ホテル・ヨハネス・フェルメール・デルフト」は駅から徒歩10分ほどの運河沿いにあるホテルです。フェルメールの名画『真珠の耳飾りの少女』がレストランの壁一面に掲げられ、この名画をモチーフにした看板が建物入口にぶら下がっています。かつての葉巻工場だった建物を利用しており、いくつかの建物を館内でつなぎ合わせた複雑な造りで、エレベーターはありません。でも荷物はスタッフが笑顔で運んでくれるので心配ありません。廊下の一部にフェルメールの名画が並ぶところもありました。前の運河には併設レストランのテラス席が設けられたボートも浮かんでいます。
客室はシンプルですが、テレビ・電話・デスクセット・室内金庫付きのクローゼット・エアコンなど完備されており、電気ポットとコーヒー紅茶セットもあって寛ぎタイムが楽しめます。毎日の補充もきちんとしていました。バスルームはシャワーのみですがゆったりしていて使い勝手がよくピカピカ。ドライヤーは備わっていますが、アメニティは石鹸と小袋入りのシャンプーのみ。客室と共に、窓から教会の眺めを楽しめました。
朝食は7:00~10:00、ビュッフェ形式で提供されるホットメニューにはスクランブルエッグやゆで卵、ソーセージ。コールドメニューは、数種類のハム&チーズ、トマトやキュウリ、シリアル類、丸ごとフルーツやフルーツカクテル、ヨーグルトなど。オレンジ搾り機が用意されていて、搾りたてのジュースもいただけます。ホットドリンクはお代わりもできました。