2019年9月に宿泊しました。カレル橋から歩いてすぐで、早朝や夜の散策にうってつけ。トラム停留所のあるマラーストラナ広場も近く、プラハ城(北門)やストラホフ修道院、国民劇場、ナ・クニーゼツィ・バスターミナル(チェスキークルムロフ行きのバスが発着)へもトラム1本でアクセスできます。旧市街広場は歩いて15分くらい。ロケーションは最高です。ちなみにcerneho orlaはblack eagleの意味で、外壁などあちこちに黒い鷲の紋章が。
建物自体14世紀にさかのぼるという古いもので、部屋や廊下など内部もアンティーク。部屋のベッドやタンスなどもどっしりした木製で、とても雰囲気がありました。洗面所など水回りは改装されており、ピカピカです。私が泊まったのは吹き抜けに面した3階の部屋で、バスタブはなくシャワーのみ(シャワーのみなのは事前にチェック済み)。アメニティはスリッパ、シャンプー&コンディショナー、バスジェル、バスローブなど。無料のWi-fiもサクサクつながりました。
1階がレストランになっていて、朝食はここで。バイキングではありませんが、スペシャル、フレンチ、イングリッシュなど6種類から選べます。食べた中ではフレンチ(エッグベネディクト付き!)がピカイチでしたが、他のメニューもどれもチーズやハム、パンがおいしく、外れはないと思います。夕食(宿泊者は15%割引)も2回こちらのレストランで取りましたが、くり抜いたパンに入った熱々のグラーシュがおいしかったです。
毎日15~17時は2階の廊下に軽食が用意されており、サンドイッチやクロワッサン、アップルパイなどをつまむことができます。
難点をあげるとすれば、フロントにスタッフがいるのが7~19時の間のみなこと。到着日は飛行機がプラハ空港に着いたのが19時近くで、ホテル着は20:30頃。事前にbooking.comのメッセージ機能を利用してその旨伝えたところ、「フロントに人のいない時間帯は1階のレストランのスタッフが対応します」とのことだったので、その通りにして、無事レストランのおじさんがチェックインしてくれました。
それとバスルーム。シャワーはすぐに熱いお湯が出て湯量もたっぷりだったのでそれはよかったのですが、排水口の水はけが悪く、足元にお湯がたまる…(^^;。洗面台の水はけも今いちでした。古い建物だからしょうがないのかな…。
あと、エレベーターはありません。チェックイン時はレストランのおじさんが3階までスーツケースを運んでくれたけど、チェックアウトの時は自力で下ろしました。まあ、一人旅で小型のスーツケースだったし。もちろん重い荷物などはスタッフに頼めば運んでくれると思いますが、フロントにいるのが若い女性だけだったりもするので(小さいホテルなのでベルボーイなどはいません)…。