Elite Hotel Savoyのクチコミ

対岸のコペンハーゲンよりホテル代の相場は安いです。
私はエリートホテルの会員なので、価格は一般より少しだけ安く、また空きがあればより良い部屋に通されることも多いので、もしかしたら今回15000円/泊程度で浴槽付だったのはそのせいかもしれません。
ただし、食事はコペンハーゲンの方がチョイスも多く価格も安いです。
また、ウイスキーなどのアルコール度数の高い酒類もコペンハーゲンの方が手に入りやすく間違いなく安いです。

ロビーには今まで泊まったアバやローリングストーンズなどのミュージシャン、あるいはスポーツ選手や政治家など数多くの有名人のプレートが掲げられており、知っている人を探すのも楽しいです。

駅から近いため、とても便利でした。部屋に電気ポットがあり、暖かい紅茶やコーヒーが飲めました。チェックアウトが早朝で、朝食時間前で食べれないと思っていたのですが、レセプションのところに少しパンと飲み物が置かれていたので、それを持って出れたのが良かったです。

・マルメ中央駅から徒歩3分くらいの好立地です。
・クラシックな雰囲気のホテルで、お部屋も落ち着きのあるインテリアでした。
・ヘアドライヤーが壊れていていたり、電気ポットの接触不良（？）で自分でスイッチを押し続けていないとお湯がわかなかったりしました。
・朝食には地元のチーズや、クリスマスシーズン用のパンなども用意されていて楽しめました。
便利な立地だし、全体的にはコストパフォーマンスが良いホテルだと思います。

荷物は運んでくれない、部屋は寒い（5月中旬でも東京の3月末くらいの気温）、エレベータは一機しかない、湯船のない部屋もある等、欠点を挙げればきりがないのですが、4/5点をつけたくなる最高のムードがあります。THE BISHOP'S ARMSという1Fのバーや、自分で開かなければ降りられないドアがついているクラシックな古いエレベーター、２Fの中庭、回廊廊下は、どこを切り取っても絵になります。現代的な設備は一切気にしないなら、充分に雰囲気を楽しめます。なお、有線LANは無いのですが、無線LANがあり、無料で一日数時間（有料なら日割で）http://thecloud.net/　を利用してアクセス可能です。

マルメの中心，といっても小さな町なので豪華さはありませんが，いかにも北欧らしい機能的なホテルです。
マルメにはヒルトンもありますが，大のミステリィ好きの私としてはこのホテルに泊まり，レストランで食事をしなければならないのです。
知る人ぞ知る，シューヴァル&ヴァールーのマルティン・ベックの「サボイホテルの殺人」の舞台なのです。３０年前に書かれたこの小説を再読して訪れたのですが，イメージ通りでした（変わっていない？ということでしょうか）
テレビシリーズもこのホテルで撮影されたそうです。
最近翻訳されたアルネ・ダールの「霞の旋律」にもでてきました。
ミステリィファンは泊まらなくても”聖地”の雰囲気を味わって下さい。