リトルトーキョーのホテルとして、近隣の日本製品スーパー2軒、きちんとした和食を出す和食店、ラーメン店の充実には目を見張るものがあります。
ホテル内はやはり日本人客が多く安心感はありました。ただし、フロントに必ずしも日本語を話せるスタッフがいるわけではないので注意が必要です。(意外にも日本名スタッフが日本語ダメで、西洋のスタッフがとても美しい日本語を話したりします。)一番話しやすいのは、おそらくホテルスタッフではない現地ツアー案内カウンターの日本人おばさんだったりします。
部屋のペットボトル水はサービスではなく1本1ドルです。水道水は歯磨きに使うのも不快なほど不味いので、近くのスーパーで大ボトルの購入をお勧めします。
近くに「ファミリーマート」という雑貨店はありますが、例の系列でもなく、日本人がなじんだコンビニの類いは徒歩圏内にはないので、あきらめてください。
(日本領事館の入っているビルにあるファミリーマートUS法人店「Famima!!」が一番近いようです。カルフォルニアプラザ店 350S Grand Ave Ste R-2B LA, CA 90071)
ホテルは恐らくロサンゼルスに現存する唯一の「喫煙可能ルーム」を持つホテルということで、同行者に配慮してこのホテルに決めましたが、扱いとしては「豚小屋」レベルで、日本のルームメイクでは恐らく行う「ファブリーズ」、「定期的なカーテン洗浄」、(気の利いたホテルでの)「空気清浄機」の類いは一切ありません。またラックレート客には上層階のリノベーションルームにアップグレードされることがありますが、こちらは全面禁煙です。リノベーションルームには液晶テレビが備え付けられ、喫煙ルームにはブラウン管テレビが鎮座しています。
ネットは、階によって無線LANまたは有線LANが使えますが、絶望的に遅いです。夜間で途切れながら、20kbps出てれば良い方ではないでしょうか。おそらくADSLの類いだと思いますが、インフラはもっと良いモノを提供して欲しいものです。(このホテルに泊まる予定で快適なネット環境を求める場合には、日本で米国3G/4G対応データルータをレンタルするか、現地でプリペイド用のスマホまたはデータルータをお買い上げください。)
コンセントも刺そうとすると、どのコンセントも壁にめり込んで上手く刺せません。
また、海外ホテルの常識ですが、バスアメニティも最小最低限ですので、歯ブラシ、カミソリ、洗顔料、使い慣れたシャンプー、ボディソープの類いは必ずお持ちください。
ロサンゼルス唯一と言われている、トイレがウォシュレットである点は評価できます。
シャワーも、海外にしては珍しくハンドシャワーですが、なぜか車洗浄につかうウォーターガンのような水の出方がしており、そのくせ水漏れもひどく、相変わらず水回りには無頓着だと思います。TOTO、もっと世界進出、頑張ってくれ。
フロントと会話できる程度の英語力のある人で、かつノンスモーカーの人は、もっと良い条件のホテルが見つけられると思います。