AMEXの優待プログラム“Fine Hotels & Resorts”を利用して2泊しました。このプログラムには、到着時の空き室状況によりルームアップグレードというサービスがついていますが、チェックインしたのが元日というピークシーズンだったので、無理かなと心配していましたが、無事にオーシャンビューのスイートルームにアップグレードしてもらえました。部屋は本当にすばらしいです。部屋に入るとまずゆりの花の香りがして、すぐその後に、女王の首飾りと言われる美しい湾の眺望が大きな窓いっぱいに広がっている光景が目に飛び込んできて思わず感嘆してしまいました。部屋はベッドルームとリビングに分かれていてどちらも広々としています。リビングはさらにダイニングテーブルが置いてあるエリアとソファとビジネスデスクが置いてあるエリアに分かれ、それぞれに生花や大きな鉢植え、ランの花びらなどで飾られています。
テレビは大型のSONY製LCDがDVD Player付きでリビングに2台、寝室に1台、さらにバスルームにも20インチくらいのLCDが一台おいてあります。
バスルームも下手なビジネスホテル以上の広さで、大型のTOTO製バスタブがあり、お湯の出、温度、排水すべてがストレスとは無縁の快適さ。バスタブにはシャワーヘッドもついていますが、シャワールームも別にあります。さらに洗面台が2つ、トイレは全自動のTOTOウォシュレットと、ともかく至れり尽くせりの設備で、支払った値段をはるかに上回る価値を感じました。
“Fine Hotels & Resorts”の利用者には、コンチネンタルの朝食無料サービスの他に、滞在期間中1回の夕食がついていて、ミシュランの星を獲得したシェフのいるインドレストラン“Ziya”でいただけます。私は、決まったコースの中から選ぶのかと思っていたら、普通のメニューを渡されて、どういうシステムかわからなかったのですが、今回の旅行最後の夜だったので、「まあいいか」と思いホウレンソウのスープ×2、メインディッシュにロブスター(2,600ルピーくらい)とホテルおすすめのラム肉料理(2,900ルピーくらい)、デザートとビール3杯を家内と食べて、10,000ルピー以上の伝票にサインしました。チェックアウト時に請求書を見ると請求されていたのはビール代の2,040ルピーだけでした。上限があったのかどうか、はっきりとはわかりませんが、好きなものを好きなだけ食べてよかったみたいです。ずいぶん太っ腹なサービスだなと思いました。
最後に、交通費のことを少し書いておきます。国内線ターミナルからホテルまでプリペイドタクシー(クールキャブ・大きな荷物一個)で560ルピー、ホテルから国際線ターミナルまでアウディのリムジンで5,065ルピー(搭乗手続きアシストサービス付き)、ホテルからインド門までタクシーで28~40ルピーといったところです。