2007年8月下旬に4泊しました。
2泊はスタンダードな部屋、もう2泊は港の見えるランク上の部屋でした。
まずスタンダードな部屋ですが、まず部屋が狭い!
狭過ぎです。
まるで土地のないヴェネツィアの中級ホテルに泊まっているかのような狭さ。
息の詰まるような狭さです。
トランクを広げるスペースなどなく、ベッドの向こうに行こうとすると、そのベッドを乗り越えて行くよりないような、そんな狭さ!
しかも眺望は隣りの建物の壁。
私が宿泊した時は外壁の補修をやっていて、工事用の足場まで組まれていました。
そして何よりも最悪なのはバスルームです。
まるで公衆電話の中のように狭い。
勿論バスタブなどありません。
シャワーをすれば一面ビショビショなのは当然として、身体を満足に動かすことも難しい…
フロントに「もっとバスルームの広い部屋はないのか?」と電話しましたが、「料金をもっと支払うなら広い部屋が用意できる」とのこと。
で、残りの2泊は料金の高い、眺望も「ハーバービュー」の部屋に移りました。
しかし・・・こちらの部屋にしても、狭さに関してはほとんど改善されませんでしたね(^^;)
ベッドの幅もスタンダード部屋と同じ窮屈さです。
シングルの部屋に二人で泊まってるような感じで、寝返りも満足にうてませんでした。
まぁ確かに眺望は抜群に良くなりました。
ニューハウンの魅力的な通りの風景に加えて、次々と船が運航する運河を眺められ、実に素敵でした。
ただ・・それでも部屋の狭さ、特にバスルームの狭さ、使い勝手の悪さは、どうしようもなく息苦しいものがありました。
こちらも勿論バスタブはなし。
床一面が水浸しになるシャワーのみです。
(排水が洗面台の前にあるんだから構造的に既に変)
ガイドブックなどには、「雰囲気が良い」「おしゃれ」「情緒たっぷり」などと書かれていますが、長旅をする身には、あの不便そのもののバスルーム(清掃もどことなく行届いていない感じでした)は、旅の疲れを取るどころか、なくてもよい旅のストレスを増すばかりのシロモノでした。
更に135クローネもする朝食の内容が、非常に悪かった。
ここの朝食を食べるくらいなら、外のカフェに行った方がずっとマシ。
コペンハーゲン中でもっとも不味いデニッシュを出しているんじゃないかと思うほど酷かったです。
良い点を上げるとすれば、ロビーの雰囲気が良いこと。
フロントスタッフの対応は、人にもよりますが、親切で適切なこと・・・でしょうか。
人は押並べてデンマーク人は優しいし親切なんですよね。このホテルに限らず。
http://www.71nyhavnhotel.com/home/