ツアーで1泊。デルフィの街のメインストリートに建つ、客室数23の小さな宿。1995年開業(改装2008年)。
山の中腹、南斜面に築かれたデルフィの街は、東西に走る通りを一つ隔てると高低差が2~3階分あったりする。通りの南側に建つホテルは、地上3階(0,1,2)、地下3階(-1,-2,-3)。地下3階は下の通り(南)の地上階と同じ、という具合。
ホテル前の道は一方通行の細い道。大型バスは道を塞いでしまうので、後続車がいると停められない。今回、一度目は停められず、航空機のゴーアラウンドよろしく、街を一周。二度目に急いで人と荷物を降ろし、やっとチェックイン。
フロント・ロビーは0階、エレベーターは、-3階と-1階の間だけ。スーツケースはスタッフが運んでくれる。
アサインされたのは、-1階のTwin Room。バルコニーはあるが、見えるのは向いの建物の屋根。地上階(1,2)は眺めがいいらしい。
室内(面積不明)は広くはないが、前泊のホテルが狭かったので、それよりはまし。シングルベッドが2台。壁際にデスクと椅子はあるが、サロンスペースはなく、スーツケースの置き場所もなんとか、という程度。壁掛けテレビは21インチ。
バスルームも狭く、バスタブも子供用かと思うほど小さい。前泊のホテルも同様だったので、ギリシャではこれが普通なのかも。とはいえ、シャワーを浴びるにも小さ過ぎて不便。バスアメニティ(シャンプー、石鹸)は備え付け。歯ブラシはなし。
ドライヤーはあるが、それ以外(冷蔵庫、湯沸ポット、金庫、ティッシュペーパー、グラス、ミネラルウォーターetc.)はない。WiFiがあるにはあるが、すぐ切れる。
朝食は0階のレストランでコンチネンタル・ビュッフェ。品数も少ない。パンと並んでビスケットが置かれている。ギリシャの朝食はヨーグルトとプレーンビスケット、蜂蜜、ナッツの組み合わせが定番らしい。ビスケットは美味しい。
周辺はレストランやスーパー、土産物屋が軒を連ねる。通りと通りを繋ぐ階段状の道にはベンチやテーブルが置かれ、花も飾られている。サンフランシスコを思わせるような風景は、歩いていて楽しい。蜂蜜専門店も多く、家人は喜々として買い込んでいた。
ホテルの建物や内装は古く、部屋も狭い。備品も不足しているものの方が多いが、ギリシャの三ツ星はこれがスタンダードらしい。ならば、文句を言っても仕方がない。旅をするというのは、その地のしきたりに従うということ。
郷に入っては郷に従え