プリンスエドワード島では100年以上の歴史ある邸宅を「ヘリテージハウス」と呼び、認定・保存をする制度があります。こちらのホテルもそのひとつ。1903年に建てられた一般邸宅を改装したホテルで、母屋と隣接に増設した新館の二つの建物があります。
わたしが泊まったのは母屋の3階、屋根裏部分にあたるマックミランルーム。お部屋は内装や調度品がクラシックでとてもかわいくて、歴史や趣きもたっぷり感じながらも快適に過ごせました。閑散期でほとんどお客さんもいなかったこともあり、とくに人の気配も感じず。お部屋もとても広くて、トイレもバスも広々清潔。アメニティや設備も申し分なし。
格式あるB&Bと言ってもとてもアットホーム。5日滞在しましたが、基本フロントに昼夜各1名のみなので、すぐに顔見知りになりフレンドリーな応対でした。
しいて言えば、新館の方はわかりませんが本館は古い建物なので、エレベーターなどはなく、重い荷物の時は一苦労しました(もちろん頼めば運んでくれます)。
Wi-fiは部屋では問題なく利用できましたが、なぜかレストランが通じにくかったです。
一階に「グリフォンダイニングルーム」というきちんとしたレストランと、ハンバーガーなども提供するバーがあり、朝食はレストランを利用します。平日はビュッフェで、内容は日替わりのパン各種(食パン、ワッフル、マフィン、クロワッサンなど常時6種類くらい)、カップヨーグルト数種、ジュース数種、フルーツパンチ(メロンたっぷり)、ゆで卵(自分で茹でる)など。平日は正直可もなく不可もなくといった感じですが、土日はレストランのブランチメニュー5種から選べ、これがとても豪華! 私はチェックアウトの日が土曜日だったので、1回しか利用できなくてちょっと残念でしたが、大満足の締めくくりになりました。
場所もとても便利でした。といっても、シャーロットタウン自体が小さな町なので、どのホテルに泊まってもそんなに不便は感じないはず。
今回はレストランを利用できなかったので、次はぜひ利用してみたい!