Chateau Lake Louiseと同じく結婚20thの記念旅行で20年ぶりに利用しました。前日に趣旨を伝えると、「予約時点で気が付いていました」と少しインチキくさい返事が来たのですがレイクルィーズでのサービスに好感が持てていたので期待して訪れました。
しかし、結果は全くの期待外れの結果でした。
まずチェックインでは、アニバーサリーには全く触れずこちらから伝えると軽く"Congratulation"のコメント。用意された部屋はDeluxe Mountain Viewとしては少し期待はずれな景色。それ以上に不愉快に思ったのが知らない人の荷物が3つ程部屋に置いてありました。すぐに電話するが誰も来ない。廊下のハウスキーパーに説明してみてもらうものの担当と違うからとコメント。人を呼んでもらうがなかなか来ず。当然、自分たちの部屋なのかわからないため
寛ぐこともできずに1時間弱何もせずに待つはめに。1人が来たが様子を見ただけで出てゆく。その後ベルボーイらしきスタッフが来て、謝りながら荷物を持ち出そうとする彼に、ここは自分たちの部屋なのかと確認すると「YES」と即答。しかし、少し心配になったのか電話で確認すると部屋を変えると言い出す。再度荷物を持ち複雑な館内を移動。再度フロントでチェックイン待ちをした上で、別棟のRNo.1409に案内された。部屋の大きさは先ほどよりも
やや広めなくらいだが、窓からの景色が全く違う。聞いて良かったと思うほどの「これぞDeluxe Mountain View!」。
疲れた上に時間を浪費、貴重な時間を返してくれと言いたい気分だった!その上「もし荷物がなければ」、「こちらから確認していなければ」そのままあの部屋で宿泊する事になっていたと思うと日常的にこのような事が起こっている
のではないかと疑ってしまいます。
そう言えばLake Louiseと同じシャンパンが前の部屋に用意されていたが、Lake Louiseとは違ってGUEST名がなかったので確認のしようはなかったが、前の部屋のゲストが楽しんでいるかもとふと思ってしまう。ただ、たぶん知らされて
いないと思うが、1時間近く知らない客が荷物と一緒で部屋に居た事を知ったらさぞ荷物の持ち主も気分が悪いだろう。
結局、この状況の中で予定していたホテル内での夕飯は気分が滅入るだけなので、街でとる事に。おかげで気分転換もできてバンフの街の印象は良いままでした。
当然、ホテルの印象は最悪で、チェックアウトの時に感想を聞かれ、「チェックインのトラブルで記念の宿泊が台無し」と、説明。コンピュータ上で少し調べた様だが、トラブルが何かわからないとの事で、お詫びとして料金を割引するとの説明。結局何があったかわからないままにお金で解決するのかと、思ったがそれ以外を望んでも思うような
対応は期待出来ないと思われ、詳しく説明もせず済ませた。
宿泊を終えて、冒頭のコメントが正にインチキだと感じました。そう思えば、新婚旅行での滞在もスキー客的な対応だったような記憶が蘇り、ハード面の良さから世界の憧れホテルに君臨していますが、この状況であれば今後も変わらないと感じました。
長々と書きましたが、それでも思い出のホテル、建物の外観の良さ、景色の良さから★2.5の評価としました。観賞用のホテルだと思います。