ロケーションや雰囲気は◎、ただサービスや部屋のクオリティは日本のやや上のランクのビジネスホテル並みです。それで1泊3万円。日本で言えばあきらかに「高い」ということになりますね。ただそこは宿代の高いニューヨーク。私は不快にならない程度のサービス&部屋の質が確保されていれば、このロケーションや雰囲気に対し出費しても良いと判断しました。また私の場合、ホテル周辺に訪ねてみたいスポットが多くあったこと(ボブ・ディラン&レッド・ツェッペリンのアルバムジャケット撮影地、ジミヘンと関わりのある録音スタジオやライブスポット、大好きな画家がかつて住んでいたアパート、興味のあったニューヨーク一歴史のある古本屋等々)も決め手となりました。以下、参考になりそうなディティールです。 *ロケーション・・・ニューヨークの下町で趣のあるグリニッジビレッジのど真ん中(ワシントンスクエアパークに隣接)、どこに行くにも便利な地下鉄駅(W4ST駅)がすぐ近く、コンビニやファーストフード店、人気のベーグル店、日本語が使えるATMも豊富、ジャスやロックのライブスポットもたくさんといった感じで、目算通り最高でした。 *部屋、建物・・・さほど広くありませんが、ベットはクイーンズサイズ、一人だったので十分でした。バスタヴは浅く、シャワーは固定式でしたが、アメリカの古いホテルはこんなものなのでしょう。6泊したので冷蔵庫が欲しかったところです。あとアイロンとアイロン台がありました。建物はさすが100年の歴史があるだけに雰囲気はGOOD、ただ裏を返せば古いということになるでしょう(中の通路は狭く、迷路のようでした)。 *サービス・・・最初に行けと言われた部屋がかなりタバコ臭かったので、つたない英語をまくしたててノンスモーキングルームでなければダメだと言うと、替えてくれました。ホテルの人たちは出入りする際に「グッモーニングサー」などと挨拶してくれる程度で、基本ほっといてくれました。ネイティヴのヒアリングは私にはかなり困難で、あまり話しかけられてもという事情がありましたので、気が楽でした。こちらから近づいていけば、きっともっとフレンドリーだったのではないかと思います。