旅行におけるSNS利用調査　SNSを見て旅に行きたくなる人は87.1%、実際に旅へ行くのは“60代”がトップ！

フォートラベル会員を対象に“SNSを見て旅行や外出をしたくなるか”を聞いたところ、全体の87.1%が「旅行や外出をしたくなる」と回答。結果を年代別でみても差はなく、どの年代も8割以上が「SNSを見て旅行や外出をしたくなる」と回答した。

しかし、外出したいと回答しても、実際にするかどうかについては、年代ごとに大きな差がみられた。SNSを見て実際に旅行・外出をする人は「60代以上」が最も多く78.3%。SNSによる情報が、旅行や外出の需要喚起になっているようだ。

一方、「20代」については、「実際に出かけることがある」人は62.5%と、年代別では一番低い結果に。全世代でSNSが旅への興味関心に強く影響していることが伺えるが、実行するかどうかは年代で開きがあるようだ。

“旅行中・外出中にSNSに投稿するか”については、「その場で投稿する」が14.0%、「宿泊先や自宅に戻ってから投稿する」が57.7%で、あわせると7割以上の人がSNSに思い出や旅行情報などを投稿していることがわかった。結果を詳しくみると、「20代」「30代」が他の世代にくらべ「その場で投稿する」と回答した人が多いものの、各世代とも半数以上が「宿泊先や自宅に戻ってから投稿する」と回答。その場で旅の感動を共有するよりも、自宅などに戻り落ち着いてから、旅の思い出を投稿する人が多いようだ。とりわけ「50代（61.8%）」「60代（61.8%）」はよりその傾向が強く、どちらも6割を超す結果となった。

旅行中のアクションとして、スマートフォンを持っている人に“旅行中スマートフォンを利用してどんなことをするか”を聞いたところ、もっとも多かったのは「写真撮影・記録」で69.1%。続いて「メールチェック（64.0%）」、観光地やレストラン、交通・気象情報などの「現地情報の検索（62.3%）」の順となった。「SNSで現地情報を共有」する人は30.5%に留まり、前述の「旅の思い出の共有は自宅などに戻ってから行う」という結果を裏付ける形となった。なお、本調査はフォートラベルユーザーを対象に行っているため、「SNS＝フォートラベル」を連想して回答した人も多いと思われる。フォートラベルは思い出をじっくり整理・投稿する要素の強いサービスであることも回答の背景にはありそうだ。


□調査実施概要
調査期間：　2013年3月14日−2013年3月20日 の7日間
調査対象：　フォートラベル会員（有効回答数：1375件）

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