現地レポ！ 一生に一度は行きたい南アフリカ・ケープタウンの見所10選

アフリカ大陸最南西端の岬。ケープ半島の南部は広大な自然保護区でもあり、ダチョウやシマウマなど多くの野生動物に遭遇することも。ちょうどこの日も、ヒヒとダチョウを見ることができました。喜望峰までのルートは絶景が連なる世界有数のドライブコースになっていて、目の前に広がる壮大な景観に圧倒されること必至です。「アフリカ大陸の最南西端 喜望峰」と書かれた標識は記念撮影にぴったり！喜望峰から車で約5分の場所にあるケープポイント。岬の先端は立ち入り禁止になっていますが、一望できる展望台までケーブルカーで上ることができます。大西洋とインド洋がちょうど交わる海を眺めると、遠くまで来た実感が沸いてきて旅の充実感に満たされます！

ケープタウン市街から車で約2時間の場所にある広大な動物保護区。私営とはいえ遠くの視界に写る山すべてが保護区となっており、自然の環境とほぼ変わりません。ぜひ体験してほしいのが、大型野生動物であるライオン、ゾウ、サイ、キリンなどの野生の姿を間近で見られるゲームドライブ。動物の生態を熟知したレインジャーの案内で、その迫力ある姿に迫ることができます！パーク内には、レストランやバー付きのプール、ラグジュアリーなホテルなどもあります。のんびり滞在して、ナイトサファリや星空観賞など贅沢な時間を過ごすのもおすすめ。

カラフルな家々が建ち並ぶボカーブ地区。隣り合う家の色のバランスも美しく、どこを切り取っても色鮮やかな街並みは、フォトジェニックな写真が撮れること間違いなし！ 歩いているだけで気分がウキウキするこのエリアは、観光スポットでありながらお店などの露店がないのも特徴です。

ケープタウン市街の南側にそびえる街のランドマーク。テーブルのように平らになっていることからこの名がついた標高1,086ｍの頂上からは、ケープタウン市街からテーブル湾まで見渡すことができます。この日は雲が多い天気でしたが、逆にそれが空に浮かぶ大地に降り立ったような神秘的な場所に感じられ、見下ろす景色はまさに絶景でした。頂上まではロープウェイが整備されています。ロープウェイのゴンドラは床が360度回転するので、どの位置からもケープタウンのパノラマ風景を堪能できます。
ロープウェイ大人片道料金：R105、大人往復料金：約R205

ケープ半島の東岸に位置する美しいボルダーズビーチは、野生のアフリカペンギンが生息する希少な場所。遠くから眺めるものかと思いきや・・・近！ ビーチを埋め尽くすほどのたくさんの野生ペンギンを至近距離で見られるのは世界でもここだけです！ 子育て中のペンギンや砂浜をよちよち歩くその愛らしい姿にメロメロになりますよ。

市街から歩いて約20分ほどの場所にある、ケープタウン屈指のショッピングエリア。旧港を中心に再開発された地域で、おしゃれな建物が立ち並びまるで映画の中のよう。ショッピングモールのほか、フードマーケットやレストラン、水族館、遊園地が揃う観光スポットとして賑わっています。テーブルマウンテンを背景にヨットのシルエットが浮かぶサンセットを見ながら優雅に食事を楽しむのはおすすめです！巨大なショッピングモールには、ブランド店から南アフリカの特産品を扱うショップがそろっているので、地元ならではのおみやげを買うのに最適です。

市街地から車で約15分、テーブルマウンテンの東側斜面に広がる本格的植物園。世界自然遺産の中にある植物園は世界でここだけ。南アフリカ原産の花が咲き乱れる、整備された遊歩道をのんびり散策するのがおすすめです。特に朝日が差し込む午前中は、光を浴びた豊かな緑と雄大なブルーマウンテンの美しい自然景観をひとり占めできます。多くの固有植物が生息する南アフリカ。約22,000種ある南アフリカの植物のうち、約9,000種類がここで栽培、研究されています。そのうち、約6,000種類はここでしか見ることができないそう。南アフリカの国花「プロテア」など、日本では見られない南アフリカならではのユニークな珍しい花を観賞できます。

安価な上に高品質と評判なのが、南アフリカ産ワイン。酸化防止剤などの使用量が世界でもっとも少ないという理由からも注目を集めています。種類も多く約6,000に及びますが、日本に輸入されているのはごく一部。どのレストランでも、上質なワインを安い価格で楽しむことができるのはなんともうれしいかぎり♪ 旅行した際は、ワイナリー巡りもお忘れなく！

南アフリカでぜひ味わいたいのが、ゲームミートと呼ばれる野生動物のお肉。日本ではほとんどなじみのない、南アフリカならではのダチョウやワニなどさまざまな肉料理がレストランで食べられます。スプリングボックというインパラに似た動物は、臭みが少なく赤みも美味。ほかにも、シマウマやイボイノシシなど色々なお肉がありますので挑戦してみてはいかがでしょう？手軽に楽しみたいなら、ビルトンショップとして有名なJ＆M(JOUBERT ＆ MONTY)がおすすめ。看板商品である牛肉のビルトンは、ショーケースに吊るされている肉の塊を好きなグラム数で指定し、これまた好きなフレーバーで味付けしたものを購入できます。スライスしたばかりのビルトンは、しっとりとしていて味も濃くやみつきになります。

保湿美容オイルとして注目されている「Bio Oil」はおみやげにおすすめ。ウォーターフロントの2番ゲート入口近くの「WATER FRONT PHARMACY」が安く購入できますよ。※日本での販売名は「Bioil(バイオイル)」です。南アフリカでしか栽培されていない健康茶「ルイボスティー」を購入するなら地元の大きいスーパーがおトクです。

旅行の計画や準備も、旅の楽しみの1つ。ここからは、南アフリカ旅行をする前にチェックしておきたい情報をご紹介します！
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南アフリカを今回はじめて取材しましたが、毎日が「おーっ！」「えーっ！」と思わず声が出る驚きと感動の連続でした。出発前は一生に一度だけなんて思っていましたが、必ずもう一度行きたい国となりました。きっとあなたを感動させるポテンシャルを秘めた国ですので、次の旅行先候補にしてみてはいかがでしょうか。南アフリカのツアーを探す
取材協力：南アフリカ観光局

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