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朝鮮通信使の休息所だった本願寺八幡別院 - 近江八幡・安土  のクチコミ

朝鮮通信使の休息所だった本願寺八幡別院

満足度: 3.5

さすらいおじさんさん 写真

さすらいおじさんさん
男性 / 近江八幡・安土のクチコミ : 27件
旅行時期 : 2011/05(約15年前)

朝鮮通信使の休息所だった本願寺八幡別院

朝鮮通信使の休息所だった本願寺八幡別院

  • 朝鮮通信使の休息所だった本願寺八幡別院

浄土真宗本願寺派 本願寺八幡別院は、JR近江八幡駅西方の鶴翼山近くに広大な寺域を占めている。小幡町資料館前から朝鮮人街道を西へ約200m進み左折すると、堀と土塀で囲まれた別院が見える市内随一の大寺院。
寺の草創・沿革については恭敬寺に伝わる記録によれば、本願寺第八世顕如上人の時に、蒲生野に堂宇が建立されたのがはじまりで、その後、織田信長の安土城築城の際、城下に移された。文禄元年(1592)豊臣秀次が八幡山(鶴翼山)に築城、町が形成されるに伴い現在地に移された、四ケ町の寺内町とともに栄えたと伝える。
慶長5年(1600)、関ケ原の戦いに勝利した徳川家康は、彦根から八幡を通って上洛したが、その途次、ここで宿泊しており、江戸幕府三代将軍徳川家光も上楽に際してこの先例に習っている。
堀に架かる石造反り橋を渡ると表門で、境内は大型の御堂を中心に鐘楼・裏門などが建ち、南方には対面所・書院・庫裏などの諸建築が点在し寺観を形成している。
朝鮮通信使は八幡通行にあたって、八幡別院を休息所とし昼食には華麗な饗応料理が準備された。八幡別院で饗応を受けたのは通信使のうち、正使・副使を始め中官までの100人近くにのぼったため、複数の台所が「賄いどころ」として増設されたそうだ。


アクセスーJR琵琶湖線近江八幡駅北口下車 近江鉄道バス(長命寺または国民休暇村行)10分 小幡町資料館前バス停下車

アクセス : 
3.5
JR琵琶湖線近江八幡駅北口下車 近江鉄道バス(長命寺または国民休暇村行)10分 小幡町資料館前バス停下車
人混みの少なさ : 
4.0
見ごたえ : 
3.5
バリアフリー : 
3.0

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