深川『日吉屋』で、「一本うどん」を”つるっ”と頂く...!珍しくて、美味い!(清澄白河駅/江東区/東京)
- 4.5
- 旅行時期:2025/03(約10ヶ月前)
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by コタ(Kota)1号さん(非公開)
木場・東陽町・清澄 クチコミ:3件
日本に一時帰国の際に、久しぶりに清澄白河に行ってみた。
江東区は、特にこの地域は、歴史の足跡も沢山残っており、閑静な場所だとは知っていたが、墓地が多く、余り見所が無い事との思い込みから、自分にとっては本当に縁遠い場所であった。
ただ当時、私自身が海外で「コーヒー事業」に携わっていた事から、その頃一世を風靡するしていた「ブルーボトルコーヒー」を覗きに行った際、初めてこの地域に降り立った。
この地域は、その後、世界的なコーヒーブームに乗って、「サードウェーブコーヒー」の聖地となり、どんどん本格的なコーヒープロショップが進出する場所になって行った。
その後、何度か「ブルー」に行ったのだが、いつも満員で全く入れない状態だったので、再び徐々に足が遠のいていった。
この地域に興味を持ち始めた矢先に「コロナ禍」となり、それ以降は全く行かなくなってしまった。
「深川メシ」とかもこの時知った。それ以外にも「一本うどん」と言うものがある事も知った。
今回は、そんな『一本うどん』を頂きに行ってみた。
コロナ禍以降、この「日吉屋」の前を何度か通過した事があったのだが、いつも閉まっていたので、もうこのまま永遠に閉店となってしまうのかなぁぁ…と思っていたのだが、今回は開いていたので、入ってみる事にした。
ものの本によると、鬼平犯科帳/長谷川平蔵(池波正太郎著)にもこの「一本うどん」が出てくるんだとか…
大昔に読んだ鬼平犯科帳よりも、今観ているNHK大河「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」に、その長谷川平蔵が吉原通いしていた状況が出ていて、逆にそちらの方で興味が引かれてしまった。
お店は、コロナ禍以降に改装されたのか、外見は以前のままだが、中は物凄く綺麗で清潔感が溢れる内装となっており、店内には洒落た(ジャズっぽい)BGMが流れており(店構え上、如何なものかとは思うものの)若大将の趣味なのか、現代的で、これもあり…かな。
女将さんも物凄く感じが良く、気持ちがいい。
「一本うどん」なんてあっという間にできるのではないかとは思うのだが、なかなか出てこない。
大将が店頭で、うどんを打っているので、それはそれで手間が掛かっているのかも。
まあ、昔、ここ深川にはこう言ううどんが存在し、それを食する文化があった、と言うことを実感する為だけでもここに来る価値はある。
なんか、上品すぎて、私は有り難く戴かせてもらったが、(若い方は)お腹が一杯にならないのだろうが、もの足りない場合は「深川飯」なんかと一緒にどーぞ…みたいな。
PS)なお、他のテーブルを見ていたら、この「一本うどん」を注文している方は少なく、別のものを頼んでいる方(何度も来ている様な通?)が多かったのが、逆に印象的。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 3,000円未満
- 利用形態:
- ランチ
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- サービス:
- 5.0
- 雰囲気:
- 5.0
- 料理・味:
- 5.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 観光客向け度:
- 5.0
クチコミ投稿日:2025/03/20
いいね!:14票
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