渋谷城跡に建立された神社
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- 旅行時期:2023/02(約3年前)
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by taktak99さん(男性)
渋谷 クチコミ:2件
渋谷城は、平安時代末期に谷盛庄を所領とした秩父平氏の渋谷氏によって築かれた平山城。
1083年に勃発した後三年の役の際、秩父平氏の秩父十郎武綱は勢揃坂周辺を整備し、源八幡太郎義家の軍を迎え入れた。
本戦でも大いに活躍した武綱は、「河崎」の姓と源義家の「家」の字、清和源氏の祖である源経基の「基」の字、そして勢揃坂のある谷盛庄を賜り、河崎基家を名乗る事となった。
1092年、基家は谷盛庄の渋谷の地に城を築き、居とした。
以降一帯は河崎氏こと渋谷氏によって統治される。
1524年、関東を巡って北条氏綱と上杉朝興の間で高輪原の戦いが勃発。
上杉側に与していた渋谷氏は、北条軍と戦う事となる。
混戦の中、上杉軍の背後を突こうと目論んだ北条軍は、その道のりの途上にあった渋谷城を別動隊により攻略。
北条軍の放った火により城は焼失し、渋谷氏は滅んだ。
現在、城跡は金王八幡宮となり、境内の一角に渋谷城の石垣のものとされる石が展示されているが、城の遺構は特に残っていない。
側の坂道を下った所に、後に渋谷氏当主となる河崎庄司郎の館跡があるが、こちらも遺構は無い。
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- 利用した際の同行者:
- 一人旅
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- 人混みの少なさ:
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- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2024/06/08
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