パリの下水道博物館より明るくてきれい

4.5
旅行時期：2024/03（約2年前）

by 葉月さん（女性）

小平・西東京クチコミ：1件

パリに行くと必ず訪れるのが下水道博物館。
本物の下水道を歩くワクワク感がたまらないのですが、なんと日本の東京にもそんな施設があると知り、早速行って来ました。

最寄りの鷹の台駅からは小川沿いの小径を歩きながら向かいます。
この小径がまたいいんですよねー

こちらの博物館は何とまさかの入場無料。
１階から地下５階までの施設で各階で下水道に関する展示があります。
パリの下水道博物館はどうしても臭いがきつすぎて、いつも展示をゆっくりみようとするも耐え切れず駆け足で通り過ぎる感じになってしまうのですが、こちらは地下４階まではほとんど臭いも無く、じっくりと鑑賞することが出来ました。

実際の下水道を見学できるのは地下５階。
さすがにこの階には臭いが漂っていましたが、それでもパリに比べれば全然。
ちなみに見学スペースは本当に一ヶ所というか、下水道を渡る橋に足を踏み入れる感じのスペースでした。

パリでは下水道にいろんなものが流れているのが見ていましたが、こちらでは何も浮かんでいませんでした。管理されている感じがしました。

それにしても、いくらＩＴ化や機械化が進んでも最終的に修理やメンテなど、人の手でやらなくてはいけない施設って沢山あり、こうした施設もそういう部類に入ると思います。
快適な生活が出来るのはそういう施設を支えてくれている人たちのお蔭なのだということをしっかり心に留めてきちんと使っていきたいですね。

下水に余計なものを流したりする人にこそ、こういう施設を訪れてちゃんと見学をして欲しいと思いました。