本所七不思議の一つである片葉の葦で有名な橋がかつてはありました。
- 3.0
- 旅行時期:2023/12(約2年前)
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by Lily-junjunさん(男性)
両国 クチコミ:29件
墨田区両国1丁目の「両国児童遊園」に隣接する「駒留橋跡」についての情報を発信していきます。「駒留橋跡」へのアクセスは、R総武本線「両国駅」の西口を出て左方向へ150mほど進み、「国道14号」(京葉道路)まで行きます。「国道14号」(京葉道路)の横断歩道を渡り、右折し170mほど直進すると「両国橋」があり、その袂に「両国橋児童公園」があります。その手前を左折し50mほど進むと右手の駐車場のフェンスに「駒留橋跡」があります。
「駒留橋跡」は説明板によると、「駒留橋」は、この辺りにあった旧両国橋北側の入り堀に架かっていた長さ2間半(約4,5m)、幅2間(約5,4m)の小さな石の橋で、「藤代町」と「東両国広小路」を結んでいました。その堀の幅はもっとも広いところが4間(約7,2m)で、奥に行くほどだんだんと狭くなっていました。「本所七不思議」の一つである「片葉の葦」が生えていたので、別名、「片葉堀」といわれ、盛り場の近くにありながら、夜になると寂しい場所だったそうです。ちなみに、「本所七不思議」の一つである「片葉の葦」には、悲しく、恐ろしい物語があります。本所横網町の長屋にならずものの留蔵という者が住んでいました。亀沢町に住む「お駒」という美しい娘に惚れ、しつこく付け回すが、相手にされませんでした。ある日、「留蔵」は、「駒止橋」でお駒を待ち伏せし、懐にした合口で、背後から、袈裟懸けに切りつけて殺してしまいました。恐ろしいことに、「お駒」の死骸の手足を切断し、堀に蹴りこみ沈めたという。それ以降、その堀に生える葦の葉は片方にしか生えなかったというものです。今でいう「バラバラ殺人事件」ですね。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- JR総武本線「両国駅」西口から徒歩6分400m
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 赤穂浪士関連の名所・旧跡と少し離れているので、観光客はいませんでした。のびのび、ゆっくり鑑賞できます。
- 見ごたえ:
- 3.0
- 観光用の高札なので、説明文を読んで当時の状況や様子を想像するしかありませんでしたが、いろいろ歴史の勉強になり、知識を蓄積できます。
クチコミ投稿日:2024/01/19
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