南半球の楽園でもあるオーストラリアの景色が目の前に広がっています。異国情緒溢れる公園です。
- 3.5
- 旅行時期:2023/09(約2年前)
-
-
by Lily-junjunさん(男性)
西新井・舎人・綾瀬 クチコミ:4件
足立区は昭和59年(1984年)10月の区制50周年のときに、西オーストラリア州のベルモント市と姉妹都市を提携しました。ベルモント公園は、足立区と姉妹都市である西オーストラリア州のベルモント市との友好と交流を記念して誕生したということです。この公園に来た第一印象は異国情緒にあふれオーストラリアにいるような雰囲気で、一人でも家族連れでものんびりとした時間を過ごせそうです。公園の敷地面積は特に広いというわけでもありませんが、園内にはオーストラリア原産の常緑樹であるユーカリ、フサアカシア、ブラシノキが植えられ、実際にオーストラリアで使われていた赤い電話ボックスもあり目を楽しませてくれます。日本にいながらにして南半球の楽園でもあるオーストラリア気分を味わえる公園がまさにこのベルモント公園ですね。正門を入るとすぐ左手にある人の目を引く2階建てのレンガ造りの建物である「陳列館」があります。これぞまさにオーストリアそのものです。この中にはオーストラリアの工芸品や日用品のほか、ベルモント市からの贈答品が展示されていそうです。また、公園内にあ池には、カモの赤ちゃんが2匹いて、とても和ませてくれました。
【ベルモント公園の見学巡路】
《池》⇒《野外彫刻》⇒《赤い電話ボックス》
ベルモント公園の門は五か所ありますがどれもこれも目を見張るものがあります。それは、公園の舗装(一部)と外周の壁のタイルには、ベルモント市郊外のミッドランドという所で、 その地の土を用いて作られたレンガを輸入して使用しているからです。レンガの色合いはベージュを基調として、エレガンスな落ち着いた色で心を和ませてくれます。まさにこれぞオーストラリアです。旧日光街道(4号)側の2つ目の門から入ると池が目の前に現れます。噴水あり、南半球を思い起こさせる大木あり、また、多数のカモが水面を気持ちよさそうに泳いでいました。池をあとにして側道を進むとかわいらしい野外彫刻があります。この野外彫刻はオーストラリアの彫刻家、ルウ・ランバートさんの作品で、作品名は「流れの出会う場所」です。1992年の足立区国際野外彫刻展に出品されたそうです。
次は、「陳列館」ですが、「陳列館」の前にはベルモント公園のシンボルである「赤い電話ボックス」があります。この「赤い電話ボックス」はオーストラリアで実際に使用されていたもので、オーストラリアから直接輸入したものです。また、5月頃に開花するオーストラリア原産の木の「ブラシの木」も正門付近にあります。花の形がビンを洗うブラシに似ていることから、この名がつけられたそうです。
《陳列館》⇒《バラの小道》⇒《広場》 ★「陳列館」の開館日は、土曜日、日曜日、祝日のみ
それでは、次は「陳列館」に入ってみます。陳列館は2階建てのレンガ造りの建物で、中にはオーストラリアの工芸品や日用品のほか、ベルモント市からの贈答品が多数展示されています。展示物の中でも、特に子どもたちに人気なのが原住民が使っていたブーメランや槍です。「陳列館」は、毎日開放していません。開館日は土曜日、日曜日、祝日となっています。開館時間は4月から9月までは「午前10時から午後4時まで」、10月から3月までは「午前10時~午後4時」となっている。では、陳列館へ入場します。まず、受付左側の「黒鳥のはく製」が目を引きます。オーストラリアから寄贈された黒鳥で昔は元気に池を泳ぎ回り子供たちの人気者だったそうです。次に、色々な生活用品等の寄贈されたものが陳列されていました。子供が目を輝かせる「ブーメラン」、「槍」や「冷蔵庫」、「バター製造機」、「糸紡ぎ機」、「ストーブ」、「食器類」、「時計」など種々様々なものがあります。次に2階に上がります。階段の右側の壁には、友好都市のベルモント、それに関連する写真が飾られていました。特に、目を引いたのがこのレンガ造りの建物のレンガを実際に作った工場の写真でした。二階に上がると友好都市の締結書や両国の交換学生同士の微笑ましい写真やオーストリアから寄贈されたものがたくさん展示されていました。また、ステンドグラスと吹き抜けも目を見張るものがありました。
「陳列館」を出ると次は「バラの小道」ですがその間にもバラだけでなく、四季折々の花々が目を楽しませてくれます。「バラの小道」の途中には「池田満寿夫」氏の野外彫刻「旅人」もあります。さりげなく展示してありますので見逃さないように注意してください。「バラの小道」を抜けると「広場」です。ゆるやかな勾配があり、子供が走り回るのには申し分ありません。広場には、オーストラリアの代表的な動物である多数の羊の像が散在しています。また、野外彫刻もあります。オーストラリア気分にひたりながら、ベンチも沢山あるので一日中ボーっとしているのもいいかも知れまね。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 東武スカイツリーライン「梅島駅」から徒歩となります。距離にして350m、5分足らずで到着します。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 平日はお年寄りの憩いの場、週末は家族連れが楽しんでいます。
クチコミ投稿日:2023/09/01
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する