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猿倉温泉

温泉

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南八甲田登山の拠点にして八甲田最奥の知られざる秘湯

  • 4.5
  • 旅行時期:2023/07(約2年前)
織田グレイシー道さん

by 織田グレイシー道さん(男性)

奥入瀬・十和田湖 クチコミ:2件

青函フェリーの乗船計画と相性が良さそうだった事もあり、八甲田最奥の猿倉温泉入湯の計画を立てて念願の秘湯を心行くまで堪能する事にした。

本来は南八甲田連峰(櫛ヶ峰)の登山拠点として利用するべき温泉なのだ。
ただそうなると車で来て尚且つ宿泊の必要性が生ずるため今回に限り温泉に特化して訪れたが、現地に来てみると結構秘湯マニアの客が押し寄せていたのに面食らった感があった。

雰囲気的には温泉付きの山小屋といった趣きで、通路や脱衣場がいささか狭く客も多かったのでシルバーフェリーの浴場よろしく寛いで内湯に入湯できなかったがの痛かった。
がしかし、山奥の温泉にしては珍しく水風呂があるだけではなく露天風呂も低温槽と高温槽があり充実していたのも確かではあった。

特筆すべきなのは、湯の華で白濁していかにも酸性泉かと思いきや中性泉でどちらかと言えばカルルス系の泉質であったので何気に整形外科系向きの温泉であろう。
そして露天風呂からの景観登山道の中腹にでも温泉があるようなワイルドさで、ニセコの五色温泉や八幡平の藤七温泉といい勝負であった。

せめてあと一時間ばかり寛ぎたい所ではあったが、手狭な休憩室を我が物顔で占拠してたガラの悪そうな坊主客が大の字で爆睡してたので渋々休憩を諦めて温泉を去ったのが残念無双ではあった。

そこで酸ヶ湯温泉とハシゴすべく徒歩で傘松峠越えをする事にしたが、途中の水連沼の景観があり付けたのが僥倖だったのでとりあえず元は取れたのは言うまでもない。

施設の満足度

4.5

アクセス:
2.5
八甲田最奥のため夏季限定の秘湯
泉質:
5.0
硫化水素型単純硫黄泉だが中性のカルルス系
雰囲気:
5.0
温泉付き山小屋風にして登山口のベースキャンプ

クチコミ投稿日:2023/08/05

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