シベリア抑留者と戦後の引揚げの展示が白眉、ソ連による抑留収容所はウクライナまでいたっていたと知る
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- 旅行時期:2023/05(約3年前)
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by ごーふぁーさん(非公開)
新宿 クチコミ:2件
シベリア抑留者と戦後の引揚げの展示が白眉
ソ連による抑留収容所はウクライナまでいたっていたと知る。広大なロシアに余すところなく収容所が配置されていた。酷寒の地で喰うにも困る状況で過酷な労働、等身大のジオラマから厳しい生活が伝わる。
そんな過酷な生活の中での必需品が鍋底から粥を余さず掻出すためのスプーン。並べられた手づくりのスプーンに痛々しさを感じる。1日の食事は350グラムの黒パンと薄い粥だけだった。
引揚港は舞鶴(58万人)がトップかと思いきや博多(139万人)、佐世保(139万人)だった。最近は残留孤児のニュースもなく意識が遠のいていたが、企画展の引揚体験者のちばてつやの漫画や4年も抑留された三波春夫のコメントなどから死して残された者への無念が伝わる。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2023/05/26
いいね!:8票
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