お隣のニコライ堂とともに、歴史を感じるスポット

3.0
旅行時期：2022/04（約4年前）

神田・神保町クチコミ：128件

東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅が最寄駅。
新御茶ノ水駅Ｂ２出口から南へ約５０ｍ、御茶ノ水ソラシティの敷地内にあります。
本郷通りを小川町方面から上っていくと正面に、本当に軍艦の舳先のような石垣が現れます。
「「軍艦山」とはよく言ったものだ」と小説家なら書くんじゃないかと思える光景。
説明板によると、大正１２年（１９２３）の関東大震災では神田駿河台周辺においても火災により多くの建物が焼失しました。
震災後の復興区画整理事業により、本郷通りと聖橋が整備され、本郷通りと幽霊坂の交差部分には、石垣による鋭角の角地ができました。
この辺りは「軍艦山」と呼ばれ、特に昭和１０年代には子ども達の遊び場となっていました。
軍艦山先端の石垣とクスノキは往時のまま残され、岩崎彌之助邸擁壁の煉瓦を再利用したこの歴史案内板や広場のベンチと共に、神田駿河台の歴史ある風景を継承しています。
お隣のニコライ堂とともに、歴史を感じるスポットです。