狭山不動尊

徳川家の国指定重要文化財があります

4.0
旅行時期：2023/03（約2年前）

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西武球場前駅から５分ほどの丘陵に建つ1975年開山の天台宗狭山山不動寺です。装飾がない重厚な総門の先に不動明王を安置する護摩堂があります。境内に各地から移築された建造物があります。勅額門、御成門、丁子門は国指定重要文化財です。第一多宝塔は大阪府高槻市畠山神社から、第二多宝塔は兵庫県掎鹿寺から移築されました。大黒堂は奈良極楽寺の歌塚堂を移築し、その後ろに建つ羅漢堂は井上馨邸にあったものです。羅漢堂前に並んだ唐金燈籠は台徳院霊廟に全国大名が建てたものが移築されています。何故徳川家の霊廟の門などが境内にあるのか不思議に思い後で調べました。戦火で焼かれた芝増上寺の徳川家霊廟の建築物は、この辺りにあった旧ユネスコ村に移築されたようです。最近増上寺を再訪したのでつながりを感じました。