戦時中に猛獣処分された花子の名を受け継ぎ、69年間も愛されたハナ子も面影
- 4.0
- 旅行時期:2022/11(約3年前)
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by ワンダラーさん(男性)
吉祥寺・三鷹 クチコミ:20件
戦争中に上野動物園で飼育されていたゾウの愛称「花子」は、戦時猛獣処分の対象となり殺処分されたという。
1949年に上野動物園にやってきた二頭のゾウのうち、タイ王国から寄贈されたメスは「花子」に因んで「はな子」と名付けられ、移動動物園などで日本国民に愛された。
1954年に上野動物園から井の頭自然文化園に譲渡され、以来60年余り、自然文化園の目玉として地元武蔵野市を中心とする都民に愛されつづけた。
「はな子」は、2016年に天寿を全うしたが、その銅像を地元に建てようという運動が起こり、翌2017年にJR吉祥寺駅北口のロータリーに「ゾウのはな子」像がつくられたという。
自然文化園にいた「はな子」は何度も見たが、この銅像は「はな子」の面影をほうはつさせる。
ただ、空気が良い井の頭の緑の森の中ではなく、排気ガスが臭う雑踏の中というのが「はな子」には気の毒に感じる。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2022/11/24
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