近衛歩兵第三聯隊の跡の石碑が、赤坂の円通寺坂沿いの閑静な緑の樹々の中に置かれています。

3.5
旅行時期：2022/09（約3年前）

by さいたまさん（男性）

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近衛歩兵第三聯隊の跡の石碑が、赤坂の円通寺坂沿いの閑静な緑の樹々の中に置かれています。
円通寺坂周辺は、松平安藝守の屋敷がでしたが、明治維新後、日清、日露戦役への準備のため、丸の内の練兵場の払い下げ金をもって赤坂の隊舎等が建設され、近衛歩兵第三聯隊などが、円通寺坂地区に移駐しました。
終戦後、近衛歩兵第三聯隊の跡地は、ＴＢＳやマンション等になりましたが、近衛歩兵第三聯隊の跡の石碑が、マンションの敷地内の樹木林の中に残されています。
長い石の階段の奥に、２基の石碑が置かれ、その背後には、巨木が石碑を守るように枝を張り、鬱蒼とした森林の中で、長い歴史を現在に伝えています。
北の丸公園には、近衛師団司令部をはじめとする近衛歩兵聯隊の石碑がありますが、国有地内であり、民有地に、近衛歩兵第三聯隊の石碑が置かれている例は、稀有の配慮ではないかと感じています。