等覚院の仁王門には天井絵が描かれている
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- 旅行時期:2022/04(約4年前)
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by ドクターキムルさん(男性)
登戸・新百合ヶ丘 クチコミ:3件
川崎市宮前区神木本町1にある等覚院には楼門の仁王門がある。
明治15年(1882年)の建立であり、仁王門の天井に描かれている2枚の絵は迦陵頻伽(かりょうびんが)である。また、落款印(らっかんいん)も残っている。
寺院の山門の階上に極彩色の壁画が残されているのは、京都の東福寺、知恩院、南禅寺の3寺が知られているが、極彩色の天井絵は初めて見た。ただし、これは鎌倉英勝寺の仏殿(本堂)(https://4travel.jp/travelogue/10647524)を思わせるものである。
また、木鼻は角は唐獅子であるが、真ん中は象である。これは鎌倉・妙本寺二天門(https://4travel.jp/travelogue/10660925)を思い出させる。ただし、鎌倉・妙本寺二天門は一層なのに対し、等覚院仁王門は楼門である。
また、仁王門の十二支の彫刻は鎌倉英勝寺の仏殿(本堂)に似ている。
なお、等覚院は「つつじ寺」と呼ばれているが、鎌倉一のつつじのスポットである笛田山佛行寺(鎌倉市笛田3)には敵わない(https://4travel.jp/travelogue/10563197)。
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4.0
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2022/04/28
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