東京のお伊勢さま・恋のパワースポットとして親しまれている神社です!
- 4.0
- 旅行時期:2021/11(約4年前)
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by hiroさん(男性)
神楽坂・飯田橋 クチコミ:4件
『東京大神宮』は、神社本庁の本宗である「伊勢神宮」(三重県伊勢市)に2つある正宮「皇大神宮(別名:内宮)」の伊勢信仰の中心となる「天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)」および「豊受大神宮(別名:外宮)」の農業・諸産業・衣食住の守護神とされる「豊受大神(とようけのおおかみ)」を主祭神に祀り、さらに「天照皇大神」の御杖代として「伊勢神宮・内宮」を創建し「天照皇大神」を祀ったとされる「倭比賣命(やまとひめのみこと)」を奉斎することで”東京のお伊勢さま”と親しまれている最寄り駅が「飯田橋駅」(JR東日本・東京メトロ・都営地下鉄)となる千代田区富士見町2丁目に鎮座する神社です。
『東京大神宮』の歴史については、「伊勢神宮・内宮」を遥か遠くの東京の地から拝むことができるように「明治天皇」の勅裁を仰ぎ、1880年(明治13年)に現在の千代田区有楽町1丁目となる「日比谷ゴジラスクエア」付近にかつてあった「大隈重信」邸跡に『皇大神宮遙拝殿』として創建され、1882年(明治15年)になると名称を『大神宮祠』に改称、その後も1899年(明治15年)に『神宮奉斎会本院』に改称されていますが、一般的には鎮座していた地名から『日比谷大神宮』と呼ばれています。
そのほか1900年(明治23年)に当時の皇太子であった後の「大正天皇」と「貞明皇后(九條公爵家令嬢・九条節子)」の御婚儀が、初めて宮中賢所大前にて執り行われたことがきっかけで、その翌年に『日比谷大神宮』においてこの御婚儀に基づく神職・巫女・楽人によるスタイルを創始した一般の神前結婚式が執り行われており、それまで新郎自宅の床の間・神棚・仏壇のある部屋などで先祖に見守られながら親族・近所の知人などが集まり祝宴をかわす結婚式のスタイルから現在の神前結婚式スタイルが全国各地に浸透して定着したとされています。
また、1923年(大正12年)に発生した「関東大震災」によって『日比谷大神宮』の拝殿などの施設が焼失しており、1928年(昭和3年)になると現在地に遷座するとともに名称が『飯田橋大神宮』に改称され、さらに太平洋戦争が終結した翌年の1946年(昭和21年)になると独立した宗教法人の神社となり、現在の『東京大神宮』に名称が改称されています。
近年では、日本最古の歴史書とされる「古事記」上巻の冒頭に登場するかつて混沌としていた宇宙が分離して初めて出現した天と地の世界において結びの働きを司る万物生成化育の根源となる「天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」・「高皇産霊神(たかみむすびのかみ)」・「神皇産霊神(かみむすびのかみ)」の”造化の三神”が相殿として祀られていることから、縁結びに御利益のある”恋のパワースポット”として『東京大神宮』がさまざまなメディアなどで紹介されていますが、今まで参拝したことがなく自分の中では以前より気になるスポットのひとつでした。
今回は「飯田橋」周辺エリアを平日の午後に訪れる機会があり初めて『東京大神宮』に立ち寄り参拝してみました。
『東京大神宮』という名称から大規模な神社を勝手に想像していましたが、こぢんまりとした境内には参拝者も行列になるほどではありませんが絶えることなく、そのほとんどの参拝者が女性の方であり”恋のパワースポット”として親しまれていることを実感することができました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 飯田橋駅 (JR東日本・東京メトロ・都営地下鉄)の各路線改札口から5分程度です。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 平日の午後の参拝で行列にはなりませんが参拝者がたえることはありませんでした。
- バリアフリー:
- 3.5
- 正面の参道には石段があります。
- 見ごたえ:
- 4.0
- 参拝者のほとんどが女性の方で恋のパワースポットとして親しまれていることを実感することができました。
クチコミ投稿日:2022/03/20
いいね!:3票
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