ブリヂストンからアーティゾンへ

4.5
旅行時期：2021/10（約4年前）

by Ake Bingaさん（女性）

日本橋クチコミ：7件

ブリヂストン美術館で最後の「ベスト・オブ・ザ・ベスト」を観て6年振り、新しく生まれ変わった『アーティゾン美術館』を初めて訪れました。
昨年冬の「琳派・印象派」に行くつもりでオンラインチケットも準備したのに…コロナ禍で自粛、ワクチン接種と緊急事態宣言の解除でようやく２年振りの上京となりました。
美しい高層ビルの6階から4階が展示スペースで、エレベーターを降りて6階の素敵な椅子を見た途端贅沢な美の空間へと誘われ、先ずはジャムセッション『M式「海の幸」森村泰昌』の世界へ
ゴッホに扮したセルフポートレートの頃はあまり好みではなかった森村さん(ごめんなさい)ですが、コロナ禍の今この現代に青木繁の『海の幸』に向き合い鑑賞・研究・変奏曲…と時代の流れと共に展開し生み出された現代アートは面白く見応えがありました。
また、5・4階のコレクション選『印象派画家たちの友情物語』は、ブリヂストンの頃からの懐かしい選りすぐりの作品が並び、写真撮影も可能になったので時間を忘れて歩き回り写真もたっぷり撮らせていただきました。
入口のゲートで反応しドキッとしましたが、セキュリティも最先端、日時指定予約制なので混雑もなく、素晴らしい施設に生まれ変わりました。
「M式海の幸～」と「印象派～」は来年1月10日まで、今後の企画展も楽しみです。