江戸の名水として有名であった「桜の井」は、国会前庭庭園の皇居側にあります。
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- 旅行時期:2021/10(約4年前)
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by さいたまさん(男性)
霞ヶ関・永田町 クチコミ:79件
江戸の名水として有名であった「桜の井」は、国会前庭庭園の皇居側にあります。
国会前庭庭園の北地区の高速道路沿いに、桜の井の跡らしき場所があります。
安藤広重の浮世絵でも紹介されていて、茶の湯に適した名水を汲むことができると有名になった井戸です。
水量も豊富で、江戸庶民に重宝されていたようです。
近くには、「柳の井」もあり、低湿地であった江戸の地域において、良質な水源が得られていたことは、貴重な土地だったことと推察しています。
桜の井に係る解説板にも記載されていますが、三宅坂の路面電車道整備の関連で移動したようで、明治時代には、井戸の機能はなかったのではないかと推察しています。
加えて、皇居の堀沿いに高速道路が開削されていて、水源としての水系に変化があったのではないかとも懸念しています。
桜の井の管理面でも、あまり行き届いていないような状況でもあり、かつ憲政会館、国立公文書館の工事による影響が心配です。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2021/10/19
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