富岡八幡宮や砂町のルーツ

3.0
旅行時期：2021/02（約5年前）

木場・東陽町・清澄クチコミ：112件

東京メトロ東西線南砂町駅が最寄り駅。
南砂町駅２ａ出口から東へ約６９０ｍのところにあります。
説明板によると、藤原鎌足の孫、藤原豊成が下総守を命じられ下向のみぎり、天平勝宝元年（７４９）に創立された区内屈指の古社だそうです。
江戸時代、享保年間には、境内に桜、松あわせて三万本が植えられ、八代将軍吉宗お手植えの矢竹なども存在。
江戸名所図会や安藤広重の絵にも描かれた、江戸の景勝地でした。
深川の八幡宮の元宮と云う説もあり、境内には「元八幡旧跡」という石碑があります。
参道の入り口左手には石碑が２基あり、左側には「砂村新田開拓者　砂村新左衛門顕彰碑」、右側には「石碑の由来」と刻まれています。
砂村新左衛門（１６０１～１６６８）は江戸時代前期の農民、土木技術者で、この辺りの新田も開拓したそうです。
この人のお陰で「砂村」は「砂町」に昇格したということでしょうか。
いろいろなルーツを持つ神社、歴史を感じます。