界でも有数の昇降式可動鉄橋で1987年まで使われていました
- 4.0
- 旅行時期:2021/07(約4年前)
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by mappy23377803さん(男性)
柳川・大川 クチコミ:1件
九州一の大河である筑後川に架かる世界でも有数の昇降式可動鉄橋が筑後川昇開橋です。全長507メートル、高さ30メートルの2つの鉄塔にはさまれた中央部が23メートルの高さまでエレベーターのように上昇し、その下を大型船が自在に航行できるようになっている構造です。
当時、頻繁に行き交っていた大型船の航行を妨げず、なおかつ潮の満ち引きの差が激しい広大な川に橋を架け、列車を走らせる。この大きな問題を解決するため悩み苦しんだ結果、「昇降式」という大胆で斬新なアイデアが採用された経緯があります。
完成は1935年で旧国鉄佐賀線の鉄道橋、東洋一の昇開橋が完成し話題になりましたが、1987年に時代の流れから旧国鉄佐賀線は廃線となり、50年の歴史幕を閉じることになりました。
その後、平成8年に筑後川昇開橋はタワーブリッジ遊歩という名前の遊歩道として再利用される事になり、1日8回、昇降部が降り佐賀市諸富町と対岸の福岡県大川市を行き来する事ができるようになります。また、夜には橋はライトアップされ、ロマンチックなデートスポットとしても親しまれています。
国の重要文化財に指定され、機械遺産にも認定されています。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 佐賀駅からバスで30分程度です
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 人は少なめです
- バリアフリー:
- 2.0
- 一部に段差があります
- 見ごたえ:
- 3.0
- 世界有数の昇開橋です
クチコミ投稿日:2021/10/06
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