鎌倉を代表する露坐の『鎌倉大仏』
- 4.5
- 旅行時期:2019/12(約6年前)
-
-
by Ake Bingaさん(女性)
鎌倉 クチコミ:74件
江ノ電を利用し、長谷駅から10分ほどで『高徳院』に着きました。
鎌倉のシンボルともいえる金銅の大仏様「阿弥陀如来坐像」(国宝)は、1252年(建長4年)に鋳造が始められ(完成年は不明)大仏殿に安置されましたが、1495年の「明応の大地震」による津波で大仏殿は流されたといわれ、以後、露坐のままこの地におわします。
境内には、発掘により整備された 大仏殿の礎石が点在していますが、石のベンチのように利用されています。
慶派の特徴と中国宗代の影響を併せ持つ大仏様は凛々しく端整なお姿で、伏し目がちな眼差しと丸みのある姿勢が温かく見守って下さる感じで魅力的です。
大仏さまの裏手に 与謝野晶子が美男と讃えた有名な「釈迦牟尼」の歌碑がありました。
本当は「阿弥陀仏」などと言うのは野暮なもの…、私も若い頃は阿弥陀如来と釈迦如来の違いなど知らずに、ただ素敵な大仏様だと思っていました。
すっかり仏像好きのオバサンになって数十年振りの再会はとても嬉しく、やはり与謝野晶子の歌も素晴らしいと思います。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2021/03/09
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する