長閑な里山の田園風景を眺めながら癒されます!
- 4.0
- 旅行時期:2020/08(約5年前)
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by hiroさん(男性)
富浦・富山 クチコミ:6件
『道の駅 三芳村 鄙(ひな)の里』は、富津館山自動車道「富浦インターチェンジ」から自動車で12分程度(およそ6.4キロメートル)となる南房総のほぼ中央部分となる県道88号に面した場所に位置する長閑な里山の田園風景に囲まれた「道の駅」です。
『道の駅 三芳村 鄙の里』のある南房総市の歴史は、戦国時代初期から代々続く安房国主の「安房里見」氏によって嶺岡山(現在の南房総市大井)一帯で本格的な軍馬の育成が行われ、江戸時代初期の1614年(慶長19年)になると徳川幕府直轄の「嶺岡牧」として継承されています。
徳川幕府第8代将軍「徳川吉宗」の時代である江戸時代中期になると「嶺岡牧」で輸入された3頭のインド産・白牛が飼育されるようになり、徳川幕府への献上品としてバターに似た乳製品「白牛酪」の製造が始まり「日本酪農発祥の地」とされ、現在も酪農が盛んな地域となっています。
『道の駅 三芳村 鄙の里』の施設では、地元の野菜や山菜を中心に使用している農村レストラン「カントリーマム」、三芳地区のこだわり低温殺菌の牛乳などが充実した「乳製品コーナー」やお土産品などの特産品を取り揃えた天井の高いメインの建物のほかに地元の新鮮な野菜や米などのほか地元で栽培されているドラゴンフルーツやパッションフルーツなどの熱帯フルーツが充実した農産物とともに花や植物の苗などを揃えている小規模な温室からなる直売所の「土のめぐみ館」、田園風景を眺めながらくつろげる「足湯コーナー」が整備されています。
今回は、家族でドライブ中の休憩で立ち寄りましたが、昼食後だったので特に飲食などの利用をしないで「土のめぐみ館」を中心に見て廻り野菜などの買い物をしました。
以前にも(10年以上前)立ち寄り三芳地区のこだわり牛乳を用いたソフトクリームを食べたことがありますが、コクと風味が感じられ牛乳の質の高さが伝わってくる逸品であり新鮮な農産物とともに乳製品はお薦めできます。
そのほかにテレビ番組で紹介されたこともある屋台で販売している200グラムの国産牛100%パティを使用しているビッグサイズな「ビンゴバーガー」とあわせて、地方に隠された宝物を選ぶグランプリである「にっぽんの宝物 JAPANグランプリ 2017」のスイーツ部門で準グランプリを受賞した地元の食材を使用しているカスタードプリンの「金プリン」と和風プリンの「銀プリン」など気になる商品もいくつかありました。
機会があれば、また立ち寄って気になる商品を食べてみたいと思います。
南房総を訪れた際は、海岸に近い「道の駅」を利用しがちになりますが、内陸部にある『道の駅 三芳村 鄙の里』は、長閑な里山の田園風景を眺めながら食事や足湯で休憩したりして心身ともにリフレッシュすることができる「道の駅」です。
- 施設の満足度
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4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- トイレの快適度:
- 4.0
- お土産の品数:
- 4.0
- 地元の新鮮な農産物と乳製品が充実しています。
クチコミ投稿日:2020/09/06
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