山王橋

1.5
旅行時期：2020/05（約6年前）

by くまさんさん（男性）

新湊・射水クチコミ：1件

平成2年制作された、大理石モニュメントを有した永代橋である。
令和２年、その制作者、郷土出身の竹田光幸氏が山王橋を訪れ、ユニークな手の彫刻（夢、人、愛、心）を掃除しました。

　射水市を流れる二級河川「内川」にかかる山王橋には、大理石で作られた4つの手の彫刻が設置されていて、内川のシンボルとして市民に親しまれています。

　５月23日、彫刻を製作した射水市出身で東京在住の彫刻作家竹田光幸（たけだ・みつゆき）さんが、作品に関わる最後の機会との思いで現場を訪れ、やすりや彫刻刀などで汚れを落としました。

　「子ども（彫刻）をみてよく育ったなと思う部分もあるし、ここに存在してるっていううれしさもある、再会したいっていうことで、水かけたり磨いたりして、こういう時代もあったなという喜びうを感じます。橋そのものは人との出会いの場であったり、何気なく自然と調和した形、またそこに存在している形に目線がいけばいいかなと思います」（彫刻家・多摩美術大学名誉教授・竹田光幸氏）

　手の彫刻は設置してから30年が経過しますが竹田さん自ら、彫刻の掃除をしたのは今回が初めてで、市民に親しまれる橋であり続けて欲しいと願っていました。