千川上水の開削に尽力した千川家の墓が、東武練馬の駅の東南の阿弥陀堂の墓地にあります。
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- 旅行時期:2020/06(約6年前)
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by さいたまさん(男性)
練馬 クチコミ:35件
千川上水の開削に尽力した千川家の墓が、東武練馬の駅の東南の阿弥陀堂の墓地にあります。
千川上水は、江戸の本郷、下谷、浅草方面の住民の飲料水として、江戸時代の初中期に、玉川上水から分水された水道です。
練馬の仙川村出身と伝えられる徳兵衛と太兵衛の両人が工事を請け負いました。
分水口から巣鴨までの費用は、1,340両余りを要し、幕府が支出したのはこのうち、860両余りに過ぎませんでした。
千川家の2人は私費を投じて、難工事を成し遂げました。
徳兵衛と太兵衛の両人は、その功によって、千川の姓と帯刀を許され、その子孫は代々千川上水の取締役を務めました。
その千川家の墓が、練馬の阿弥陀堂の墓所の奥にあります。
江戸の生活の基盤となった千川上水の存在と千川家の偉業と貢献に対して心からの敬意を表したいと考えています。
このような偉業を踏まえ、機会を見つけて、千川家の墓を訪れることをお勧めします。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2020/06/03
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