千川上水の流れに架けられた筋違橋の跡が復元され、千川通りに残されています。

3.5
旅行時期：2020/06（約6年前）

by さいたまさん（男性）

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千川上水の流れに架けられた筋違橋の跡が復元され、千川通りに残されています。
西武池袋線と地下鉄大江戸線の練馬駅の南側に、千川上水を暗渠化された後の道路として千川通りが走っています。
千川上水として江戸の暮らしを支えて来た千川の上水の流れが、現在では、道路として経済の流れを支えています。
その千川上水の流れの上に、筋違橋が架けられていました。
その千川上水も暗渠化され、道路となったため筋違橋もなくなりました。
しかし、練馬区により筋違橋の親柱が復元され、練馬駅の南側に設置されています。
薄れ行く千川上水の歴史の一コマとして、歴史を学ぶ良い題材になります。
千川上水の存在自体も、学ばないと理解が進みません。
また、１万２千両の千川上水整備の経費を私財をもって購った先人の偉業に想いを致すことはできないでしょう。
１万２千両の経費のうち、幕府が支弁したのは、６４０両のみであったことを知ることにより、その功績を知らずに生きることは、残念です。
ぜひとも紹介すべきことと感じた次第です。